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小陰唇縮小術は安い?施術費用の相場やクリニックの選び方を医師が解説!

2022.06.30コラム

「小陰唇縮小って安いのかな?」と悩んでいませんか?

確かにクリニックごとに施術料金が異なっているので、どのくらいが相場なのかわからないですよね。

この記事では、小陰唇縮小の安い相場価格をご紹介しつつ、小陰唇縮小術を受ける際のクリニック選びについて医師が解説します。

また、小陰唇縮小術を受けるのにおすすめの方も紹介します。

これから小陰唇縮小術を受けようと検討されている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてくださいね。



小陰唇縮小術とは?

小陰唇縮小術とは、女性の陰部にあるふっくらとした皮膚のひだ(膨らみ)を大陰唇といい、その内側にある薄いヒダが小陰唇で、左右の小陰唇を軽く外側へ引くと尿道、膣などの粘膜が見えるようになります。

小陰唇の役割は、雑菌から膣を守る、尿の飛び散りを防ぐ、性交渉の際に陰茎を包み込む、などがあります。

また、小陰唇と大陰唇の間に、ひだ状の皮膚がある事もあり、これを副皮と呼ぶことがあります(解剖学的な正式名称ではなく、いわゆる俗称です。)

副皮はある人とない人がいます。片側だけあるということもしばしばありますが、正常・異常というより個人差ととらえた方がよいでしょう。

小陰唇縮小術の料金相場について

小陰唇縮小術はクリニックや施術方法によって価格が異なりますが、料金相場としては30万円前後とされています。多くの場合、これに麻酔代等が加わり合計で40万円前後となります。

また、副皮があり、小陰唇と同時に切除する必要がある場合などは、追加で15〜20万円程度かかるのが一般的です。多くの場合、副皮について自分で判断するのは難しいので、カウンセリングで医師の説明をしっかりと聞きましょう。

片側だけの施術や黒ずみ改善治療のみなどの場合でも、15万円ほどとされているため多くの方は高いと感じてしまう傾向があります。

しかし、小陰唇縮小術を一度受ければデリケートゾーン付近の悩みが改善されるので、受ける価値は十分にある手術といえます。

ちなみに、スワンクリニックでの料金はこちらになっています。

小陰唇縮小術を安い価格で受けるには?

どうしても安い価格で受けたいという方は、チェーンクリニックやモニター募集している場所に行くと低価格で小陰唇縮小術を受けることができます。

ただし、金額を重視して医師の症例実績などを考えずにクリニックを選んでしまうと、思ったのとは違う経過や仕上がりになってしまったり、医師の入れ替わりや異動の多いクリニックでは術後のアフターフォロー体制が整っていないケースがあるため注意が必要です。

小陰唇縮小術を受ける方は慎重にクリニックを選ぼう

小陰唇縮小術は医師のスキルや経験だけでなく、患者に寄り添うカウンセリングや術後のフォロー体制が整っているクリニックで施術を受けるのがオススメです。

どのようなクリニックを選べば良いのかを知るためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

小陰唇縮小術の症例実績が多いか確認

クリニックを選ぶ際は、小陰唇縮小術の症例実績が多いクリニックを選ぶようにしましょう。

クリニックであれば小陰唇縮小術だけでなく、様々な施術を受けることができますが、できれば小陰唇縮小術について精通している医師の元で治療の相談をするのがオススメです。

なお、当院では症例数日本一を誇っており安心して施術を受けていただけます。

小陰唇縮小術は産婦人科ではなくクリニックで受けるのがオススメ

女性の性器に関するお悩みなので、産婦人科で小陰唇縮小術の施術を希望される方が多くいらっしゃいますが、実はこちらの施術は、見た目を整えるのが専門の形成外科(美容外科)が専門となります。

ただし、小陰唇縮小術は美容形成クリニックの中でも、症例が非常に偏りやすい手術なので、症例実績の多い小陰唇縮小術の施術を受けるのがオススメです。

また、産婦人科は外科的治療経験に関してはクリニックと比べて件数が少ないので、小陰唇縮小術の施術を希望する際は形成外科(美容外科)クリニックへ相談するようにしましょう。

施術後のアフターフォロー体制が整っているクリニックなのかチェックしよう

小陰唇縮小術の施術を受けた後はダウンタイム期間があるため、副作用などのリスクを考えて、フォロー体制が整っているクリニックで施術を受けるのがオススメです。

フォロー体制が整っているクリニックの特徴としては、電話対応の速さだけでなくホームページからのお問合せなど、患者さんからの相談に対する的確さなどで判別することができます。

「小陰唇縮小術をお願いしようかな?」と考えているクリニックがあれば、まずはホームページから問い合わせてみてはいかがでしょうか?

次に、小陰唇縮小術がおすすめの方について解説します。

小陰唇縮小がオススメな方の特徴

小陰唇縮小術がオススメな方の特徴としては、座った状態で下着の圧迫感により性器に痛みを感じてしまったり、介護など人に見られる時のことを考えて見た目を整えておきたいと考えたりなど、様々あります。

これから小陰唇縮小術を受けようと検討している方は、自分が該当するのかを知るためにも、ぜひチェックしてみましょう。

デリケートゾーン付近の擦れ・痛みを感じる方

デリケートゾーン付近が下着などの影響で擦れてしまっている方や、擦れがあまりにもひどくて痛みを感じる方は、施術を受けるのがオススメです。

下着を新しく履き替えて改善されるのであれば良いですが、あまりにも擦れる期間が長引いてしまうと雑菌などで感染症を引き起こす恐れもあります。

少しでも擦れや痛みなどが気になってきている方は、産婦人科やクリニックへ相談すると良いでしょう。

陰唇部分の左右差や黒ずみが気になる方

小陰唇(ヒダ)部分の左右差や黒ずみが気になる方も、施術を受けるのがオススメです。

出産などを機に小陰唇部分の状態は変わるため、パートナーから指摘されてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

小陰唇の黒ずみについては「女性器(大陰唇・小陰唇)の黒ずみの原因と対策(2人に1人が悩んでる!?)」を併せてご覧ください。

しかし、小陰唇縮小術を受けることで見た目だけでなく形なども綺麗に改善されるので、ぜひ施術を検討してみてくださいね。

臭いや蒸れ感が気になっている方

デリケートゾーンは元々蒸れて空気がこもりやすい部位です。そこで発生した皮脂や老廃物が汗と混じってする匂いが気になってしまうケースがあります。

また、陰部にはワキと同じように独特の異臭をもつ汗を産生する汗腺であるアポクリン腺があるため、キツイ匂いがしてしまうことがあるので注意が必要です。

一般的にはスソワキガと言われる症状ですが、小陰唇縮小術を受けることで改善されるので安心してください。

少しでも症状に心当たりがある方は、ぜひ産婦人科やクリニックへ相談するようにしましょう。

排尿時の飛び散りが気になる方

小陰唇縮小術は、排尿時の飛び散りが気になってきた方にオススメの施術でもあります。

ヒダの大きさが変わったり、左右差が発生したりすることで排尿時の飛び散りが変わってしまうことが原因とされています。

小陰唇の平均的な大きさなどは「小陰唇の形や大きさの平均は?正しい位置とともに肥大化のセルフチェックを解説」に解説してありますので併せてご覧ください。

ただし、小陰唇縮小術を受けることで正常に排尿できるようになるので、変化を感じている方はぜひ施術を検討してみてください。

小陰唇縮小術を受けるメリットについて

小陰唇縮小術がオススメな方の特徴についてお話ししましたが、一度施術を受けることで改善されるメリットが多くあります。

これから小陰唇縮小術の治療を受けようと検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

擦れ・痛みなどの症状が改善される

小陰唇縮小術を受けることで肥大化してしまったヒダ部分を改善し、デリケートゾーンの痛みや擦れなどを改善します。

特に自転車に乗った時・ジーンズを履いた時に痛みや違和感を感じる・下着などで圧迫されて痛みを感じる方にオススメです。

肥大化の原因については「小陰唇が大きい原因とその対策方法をわかりかすく医師が解説!」をご覧ください。

臭い・蒸れ・排尿時のトラブル改善できる

小陰唇縮小術を受けることで、デリケートゾーン付近の臭いや蒸れ感、排尿時の悩みなどを改善することができます。

加齢や出産などの影響で小陰唇部分の形が変化することで、上記のような症状を感じてしまう可能性があるので、ひとつでも今悩むことが該当する方は産婦人科やクリニックへ相談すると良いでしょう。

小陰唇縮小術を一度受けることで改善効果をすぐに実感できるので、ぜひ施術を検討してみてくださいね。

黒ずみや左右差などの見た目改善効果を実感できる

下着などが擦れてしまうことで小陰唇部分が黒ずんでしまったり、加齢や出産などの影響でヒダ部分に左右差が出てしまう方も多くいます。

小陰唇縮小術を受けることで改善できる悩みなので、まずはカウンセリング時に相談するようにしましょう。

黒ずみがなくなって綺麗になるだけでなく、見た目が整うメリットもあるのでオススメです。

小陰唇縮小術を受けるデメリットについて

小陰唇縮小術は様々なメリットが得られる施術ですが、デメリットもあります。

これから小陰唇縮小術を受けようと考えている方は、施術後のデメリットをしっかりと把握してから受けるようにしましょう。

クリニックによって施術方法が異なる

小陰唇縮小術はクリニックによって施術方法や術後の縫い方、使用している麻酔が異なる特徴があります。

そのため、小陰唇縮小術を受ける際は術後のトラブルを避けるためにも、症例実績が多いクリニックで治療を受けるのがオススメです。

ダウンタイム時の注意事項がある

体にとってそれほど負担が大きい物ではないですが、手術ですのでやはり、小陰唇縮小術を受けた後は、注意事項が多くあります。

施術を受けた当日はシャワーを浴びることができなかったり、1ヶ月間(術式によっては最低1週間)は性交渉を控えなければいけないなどの注意点があるため、しっかりと医師の指示に従って生活を送るようにしましょう。

基本的に施術を受ける前のカウンセリングで、注意事項が記載されている用紙などをもらえるのが一般的ですので、そちらを参考に術後の過ごし方に対してしっかりと把握しておきましょう。

術後に左右差が出てしまう恐れがある

小陰唇縮小術の施術を受けた後のデメリットとして、ヒダ部分に左右差が出てしまう恐れがあります。

比較的よく聞く内部事情としては、クリニックによっては若い医師を育成させるためにベテラン医師が一緒に施術をすることで、左右差が生まれてしまうケースがあるので注意しましょう。

手術料金がとても安く設定されている場合は、このような事情がある(経験の浅い医師のトレーニングを兼ねている)ことも多いです。

このようなケースは施術時間も長くかかってしまうため、術後の治りも遅く、痛みが強かったり、感染リスクも高まります。施術してくれるのは誰なのかなど、信頼できるクリニックで施術を受けるのがオススメです。

小陰唇縮小術は腕の良い医師にお願いしよう

小陰唇縮小術は技術力の差で、術後に左右差が生じてしまったりする恐れがあります。

そのため、小陰唇縮小術は腕の良い医師にお願いする必要があるので、注意点をご紹介します。

これから小陰唇縮小術を受ける方は術後の状態をよくするためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

小陰唇縮小術はチェーンクリニックで受けないようにしよう

クリニックによっては若手の医師を育成させるため、ベテラン医師が施術しないケースも稀にあります。

執刀数がわずか数回だけの医師が担当してしまう恐れもあるため、小陰唇縮小術の実績や執刀数を明確に提示しているクリニックで治療を受けるのがオススメです。

カウンセリング時の医師の発言に注目しよう

小陰唇縮小術の実績や執刀数が多いクリニックだとしても、カウンセリング時に悩みをしっかり聞いてくれない場所も多くあります。

また、専門用語ばかりを話す医師もいるため、そのようなクリニックの場合は施術を受けないようにしましょう。

患者さんの悩みに寄り添うだけでなく、同じ視点で考えながら治療方針を勧めてくれる医師が在籍するクリニックがオススメなので、ぜひ参考にしてくださいね。

小陰唇縮小術の症例実績が多いクリニックに相談しよう

小陰唇縮小術は、施術する医師のスキルや経歴で術後の結果が大きく左右される特徴があります。

そのため医師を見極める際は、婦人科形成の執刀数や症例実績などを公開しているかなどを確認するのも良いでしょう。

一方、小陰唇縮小術に関して様々なことを記載していたとしても、実績や執刀数がどれくらいあるのか判別できないクリニックだと、症例件数が少ない可能性があるので注意しましょう。

クリニックを選ぶ際はぜひ参考にしてくださいね。

小陰唇縮小術の施術方法についてよくある質問

小陰唇縮小術はクリニックによって異なりますが、抜糸を必要とする施術方法と抜糸なしで受けるワンデー小陰唇縮小術という治療方法があります。

抜糸ありの小陰唇縮小術の場合、ワンデー小陰唇縮小術より費用が安く済むメリットがあり、外縫いで治療を終える特徴があります。

また、クリニックによっては溶ける糸を採用している場所があるので、抜糸がいらないケースもあるので医師に聞くようにしましょう。

ただし、性交渉などのダウンタイム期間が長いデメリットもあるため、抜糸ありの小陰唇縮小術かワンデー小陰唇縮小術を受けるのかを医師と相談するのがオススメです。

施術料金・縫い方・ダウンタイム期間などが大きく異なってくるため、医師と相談してから施術方法を決めるようにしましょう。

小陰唇縮小術は保険適用でしょうか?

小陰唇縮小術は保険適用外です。

稀に、インターネット上で保険適用も含め提示しているものもあるようですが、現状では医療機関が保険を適用させることはできません。

そういったサイトでは集客を目的として表示させ、来院・診察時に「保険は適応しません」と伝えるか、本来許されるべきではないグレーな保険診療を行い、医療倫理に反した不正治療を行っており、患者様としてもそれに加担することになってしまうので注意しましょう。

仕事は休まなければいけないのでしょうか?

小陰唇縮小術は全身の負担が少ない施術のため、事務仕事や家事程度であれば大丈夫ですが、体を動かす仕事の場合は休暇期間が必要です。

できれば2〜3日間の休みを取って、しっかりと安静にした方が術後の経過も良くなるのでオススメです。

施術した翌日から仕事できますか?

施術をした翌日は、ダウンタイム期間のため出血などの症状を起こしやすい傾向があります。

また、動いてしまうことで縫合した部分が悪化してしまう恐れもあるため、できれば安静に過ごすようにしましょう。ただし、ダウンタイムについては執刀医の技術や術式による差も大きいです。

そのため、小陰唇縮小術を受けようと考えている方は、ダウンタイム期間のことなども含めて医師と相談してから施術日を決めるようにするのがオススメです。

どんな麻酔を使用しますか?

小陰唇縮小術の施術を受けるクリニックによって異なります。

一般的には、静脈麻酔で行いますが、クリニックによっては笑気麻酔や、局所麻酔単独で手術を行うこともあるため、施術を受けるクリニックで直接聞くようにしましょう。

小陰唇の黒ずみ部分だけを改善することはできますか?

小陰唇縮小術で黒ずみ部分を取り除いて縫合することで、改善することができます。

ただし、施術を受けるクリニックによって価格が変わるので、ホームページのお問い合わせフォームから聞いてみるか、直接電話で料金を聞くのがオススメです。

小陰唇縮小術をこれから受けようと検討している方はスワンクリニック銀座がオススメ!

小陰唇縮小術をこれから受けたいと考えている方は、「スワンクリニック銀座」で施術を受けるのがオススメです。

詳しくは「小陰唇(しょういんしん)縮小手術のおすすめの方とは?縮小手術の流れも併せて解説」もご覧ください。

スワンクリニック銀座の院長は、婦人科形成手術の執刀数日本一を誇っており、小陰唇縮小術の症例実績として6,000件以上対応している実績があります。

また、婦人科形成の口コミをインターネットで調べた際に出てくる、日本で最も口コミ評価の高い上位3位のクリニックの婦人科形成部門は全てスワンクリニック銀座の院長が立ち上げたものです。

このようにスワンクリニック銀座は小陰唇縮小術に対して精通しているクリニックのため、これから施術を受けようと検討している方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか?

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記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師