2021.08.12:ブログ
スワンクリニック銀座 院長 福澤 見菜子
こんにちは。
そろそろお盆ですが、今年はお休みと言ってもコロナでリモートだったり旅行や帰省も行けなかったり、例年とは違いますね。
暑さも格別ですが、皆様お元気でしょうか。
さて、症例解説です。
こんな感じで、小陰唇と副皮の一部が、切れたような感じになっていて、そのまま伸びている方、結構いらっしゃいます。
その部分が擦れたり、引っかかったりするので、生活に不便だし、見た目も恥ずかしいです。
きっかけは色々で、こちらのお客様は気付いたらこうなっていたようですが、子供の頃に転んだり、鉄棒で打ちつけたりして切れて、その後気付いたらこうなっていた、というパターンもよく聞きます。
経験のない人にとっては、そんなことあるの!?っていう感じだと思いますが、結構いらっしゃいます。
そして、医師としては、徐々に伸びてきた、、となると、進行性の腫瘍性病変だったりすると困るので、私も以前は毎回、病理検査に出していました。
ただ、毎回正常な小陰唇の組織で、病的な所見はなく、たまに、一部瘢痕というきずあとの組織が残っていたりするので、やはり何らかのきっかけで割れ目が入って、そのまま成長することが多いのかなぁと思っております。
こういう場合は、飛び出しているところだけきれいに切除するのか、それとも全体的にすっきりさせるのか、お客様と相談して決めていきますが、この程度ですとほとんどの方が、全体をきれいにする方がいいよね、ってなります。
術後1ヶ月です。
抜糸なしでやっていますので、傷はわかりませんね。
小陰唇の形や擦れ感が気になる場合は、放っておいてよくなるものではありません。手術でかなりきれいになりますので、お悩みの方はぜひご相談にいらしてください^^