処女膜切開で性交痛の悩みを解決できるかもしれません

処女膜切開とは、医療行為として処女膜を切開する施術です。

処女膜の一部が硬くなっている場合、性交渉の際の痛みや苦痛になり、人によっては性交渉ができないことがあります。

そのようなお悩みは処女膜切開術という30分ほどの施術で、解消できる可能性があります。

処女膜の役割や、処女膜切開について詳しく解説していきます。

処女膜とは女性特有の性器の一部

処女膜とは、膣の入り口にある薄い粘膜のことです。

※画像参照　膣の入り口付近です

膣や子宮と同じように処女膜も女性特有の性器の一部です。

処女膜は膣を塞ぐように覆っているのですが、膜自体に小さな穴があいているので、月経血やおりものはその穴を通して体の外へ出されます。

処女膜の役割と特徴

処女膜の役割は、膣の入り口を細菌から守ることです。

処女膜が破れたあとは、おりものや体液がバリア機能を果たします。

処女膜は薄い膜なので、本来は刺激により破けます。

初めての性交渉の際に処女膜が破ける、というイメージがあるかもしれませんが、運動の衝撃などでも破けることがあります。

処女膜の厚さや伸縮性、形には個体差があるので破けやすいひともいれば、破けにくいひともいます。

また処女膜が薄いと、初めての性交渉であっても出血しないひとも多くいます。

処女膜切開とは？このような症状でお悩みの方へ

処女膜切開とは、医療行為として処女膜を切開する施術です。

通常の処女膜は薄く、衝撃に対して破れるようにできています。

しかし、処女膜の厚さや大きさ、形には個体差があります。

処女膜が頑丈で破けにくい場合、性交渉の際の痛みの原因となります。

また、先天的に処女膜に穴がなく完全にふさがっていることがあります。

その場合、経血やおりものが排出される通り道がないので、膣内や子宮内に経血が溜まってしまい腹痛などの症状を生じます。

デリケートな内容になりますが、以下のようなお悩みをおもちの場合は、処女膜切開術が適しているかもしれません。

性交渉の際に痛みが強くて挿入できない

初めての性交渉の際には、痛みを感じる女性が多くいます。

痛みの原因は、処女膜が破けること以外にも、男性器との摩擦や不安感などさまざまですが、処女膜が厚くて挿入できずに痛みを感じる場合もあります。

性交渉はできるが痛みが強くてつらい

性交渉はできるものの、処女膜が中途半端に破れてまだ十分に開通していない場合、挿入時に痛みを感じます。

膣内に指が入らない

膣内に指が入らない場合、処女膜が塞いでいる場合があります。

特に処女膜が硬く、どうにもならない場合は処女膜強靭症の可能性もあります。

性交渉をしたことがなく処女膜をなくしたい

これまでの例とは異なり、はじめての性交渉と思われたくない、といった場合に、意図的に処女膜を切開することができます。一回の施術で治療可能で、後戻りもありません。

当院の処女膜切開術の流れ

当院は、症例数6,000件を超える婦人科形成の専門医が在中しており、安全に満足度の高い治療を日々おこなっています。

当院の処女膜切開術の流れを紹介いたします。

カウンセリング

現在お悩みの症状についてのご相談をはじめとして、処女膜切開術の治療方法や注意事項など、患者様に寄り添って丁寧にカウンセリングをいたします。

不安なことや疑問に思うことなども気軽にお話しください。

ホームページより問い合わせ予約をとることができます。

医師からは既往歴やアレルギーの有無なども確認させていただきます。

麻酔

処女膜切開術の開始前には、麻酔をおこないます。

基本的には静脈から麻酔剤を入れる全身麻酔をして施術をおこないます。

眠っている間に施術が終わっているので、施術中の痛みはありません。

切開

婦人科形成に関して多数実績のある医師が、処女膜のうち、とくに厚みがあり膣内外の交通の妨げになっている箇所を数カ所切開します。

縫合

術後の出血を抑えるために、切開部位の縁を数カ所縫合します。

糸は溶けるものを使用するので、抜糸の必要はありません。

治療自体はここまでで、30分ほどで終了します。

患部の保護

処女膜を含めて陰部は血流の多い部位なので、施術後1～2週間は血がにじむことがあります。

生理用ナプキンを使用して衛生的にお過ごしください。

処女膜切開術のダウンタイムと注意事項

処女膜切開術のダウンタイムと注意事項について説明します。

生活での大きな制限はありませんが、以下に注意してください。

施術当日は安静にお過ごしください

大きな手術ではなく日帰りで終了する施術ですが、施術当日は帰宅後、安静にお過ごしください。

患部の強い痛みや、発熱がある場合はご連絡をお願いします。

施術後の腫れや傷跡について

処女膜切開術のダウンタイムはほとんどありませんが、まれに施術箇所が腫れたり赤みがでたりします。

個人差はありますが1～2週間で落ち着いてきます。

また処女膜の切開部位の傷跡は目立たず、ほとんどわかりませんのでご安心ください。

施術中や施術後の痛みについて

施術中は麻酔をおこなうので痛みは感じません。

施術後は、麻酔がきれるため多少の傷みを感じる方もいますが、ほとんど気にせず日常を過ごしていただけるくらいの痛みで、処方された痛み止めで問題なく過ごせます。

もしも強く痛みを感じる場合はご連絡ください。

性交渉は施術をして1ヶ月後から可能です

処女膜切開術後の性交渉は、感染予防のため基本的に1ヶ月後から可能です。

施術後の経過などによって個人差がありますので、カウンセリングの際や施術後の医師からの説明時にお話させていただきます。

処女膜切開術の料金

当院の処女膜切開術の料金は、通常価格22万円です。

保険適応については、施術の理由によって違いがでてくるのでカウンセリングの際にお尋ねください。

デリケートなお悩みも安心して当院へご相談ください

性に関する悩みや疑問は、なかなか口にできずひとり悩みを抱えている方も多いです。

とくに性交渉の際の痛みや辛さは、体質なんだ、と思って諦めてしまったり、自信をなくされてしまう方もいます。

そういった女性の患者様に寄り添い、解決の糸口を一緒に探していきますので、デリケートなお悩みも安心してご相談ください。