2024.10.30:コラム
ビラビラとは、専門的には「小陰唇」と呼ばれる部分で、多くの女性が黒ずみに悩んでいます。
デリケートゾーンの悩みは人に相談しにくいため、長期間一人で悩む方も少なくありません。
小陰唇の黒ずみ改善には、小陰唇縮小術が効果的です。
この記事では、小陰唇が黒ずむ原因や治療法である小陰唇縮小術について詳しく説明しています。
スワンクリニック銀座では、豊富な実績を持つ専門医による高品質な小陰唇縮小術を提供しており、患者様に満足いただいています。
デリケートゾーンに関するお悩みがある方は、ぜひスワンクリニック銀座にご相談ください。
(福澤見菜子,鈴木愛弓.日本人女性の小陰唇および大陰唇の皮膚色調についての調査研究.形成外科.67卷10号2024年10月.)
「ビラビラ」と一般的に呼ばれる部分は、専門的には小陰唇(しょういんしん)と呼ばれます。
小陰唇は、女性器の一部であり、外陰部に位置するひだ状の皮ふです。
この部分は、外側にある脂肪に覆われた大陰唇という部位に囲まれており、内側の敏感な組織や膣口、尿道を保護する役割を担っています。
この小陰唇は様々な原因によって黒ずみが起こる場合があります。
実際に、当院を受診された患者様を調査したところ、89.7%の方が「小陰唇の黒ずみが気になる」と回答されました。
(福澤見菜子,鈴木愛弓.日本人女性の小陰唇および大陰唇の皮膚色調についての調査研究.形成外科.67卷10号2024年10月.)
このように、多くの女性が小陰唇の黒ずみについて悩んでいることがわかっています。
ここでは、小陰唇に黒ずみが起こる原因について詳しく解説します。
小陰唇の黒ずみの原因の多くが、摩擦による色素沈着です。
小陰唇の皮膚は他の部位と同様に、繰り返し摩擦が加わると、メラノサイト(色素細胞)が活性化され、色素が沈着しやすくなります。
これが結果的に黒ずみを引き起こすのです。
これらの刺激により、皮膚に摩擦が加わると、身体はその部分を保護しようとしてメラニン色素を生成します。
このメラニン色素は、皮膚の内側で沈着し、結果として黒ずみを引き起こします。
特に小陰唇はデリケートな部位であり、他の体の部分に比べて刺激を受けやすいため、色素沈着が顕著に現れやすくなります。
通常、皮膚にメラニン色素が生成されても、健康な肌の場合は、ターンオーバーと呼ばれる皮膚の生まれ変わりの過程で古いメラニンが排出されます。
このターンオーバーは、皮膚の新しい細胞が下層で作られ、約1か月かけて表面に移動し、古い細胞と一緒に剥がれ落ちることで、肌の色を保ちます。
しかし、ホルモンバランスが乱れると、このターンオーバーのサイクルが正常に機能しなくなります。
ホルモンの変動によって、皮膚の代謝が遅くなり、メラニンが皮膚に蓄積しやすくなります。
特に妊娠や更年期のようなホルモンが大きく変動する時期には、メラノサイト(メラニンを作る細胞)が活性化され、色素沈着が進む場合があります。
小陰唇の黒ずみは、日常的なセルフケアで予防することは可能ですが、既に生じた黒ずみを自力で完全に取り除くのは難しい場合があります。
特に、色素沈着が深く進行している場合や、長期間にわたって蓄積されたメラニンによる黒ずみは、セルフケアのみでは大きな改善が見込めません。
そのため、より確実な改善を求める場合、医療機関での治療が効果的です。
小陰唇の黒ずみ改善に有効な方法の一つが、小陰唇縮小術です。
これは、小陰唇の余分な部分を切除する外科手術で、黒ずんだ皮膚を除去することによって見た目の改善を図ります。
小陰唇縮小術は、外科手術ということで、ためらう方も多いかもしれません。
しかし、この手術は黒ずみ改善において非常に効果的な治療法です。
ここでは、小陰唇縮小術のメリットについて解説します。
小陰唇縮小術は、施術後すぐに効果を実感できる治療法です。
特に、見た目の改善がすぐにわかるため、これが大きなメリットとなります。
スワンクリニック銀座の小陰唇縮小術は、30〜60分という短時間で行われ、静脈麻酔を使用するため、手術中は眠っている状態で痛みを感じることはほとんどありません。
さらに、入院の必要がなく、施術後すぐに日常生活に戻ることができる点も魅力です。
また、ダウンタイムが非常に短いのもスワンクリニック銀座の特徴です。
適切な外科操作と高度な縫合技術により、術後の痛み、腫れ、出血が最小限に抑えられており、患者様は短期間で通常の生活に復帰できます。
小陰唇縮小術は、黒ずみが見られる部分を切除しつつ、小陰唇の大きさを整えることができる治療法です。
小陰唇が肥大していると、下着や生理用品との摩擦が起こりやすく、それが原因で黒ずみが生じることがあります。
このため、小陰唇の大きさと黒ずみの両方に悩む方は少なくありません。
小陰唇縮小術では、肥大して黒ずんだ部分を除去することで、見た目の改善だけでなく、摩擦による不快感や痛みも軽減されます。
また、手術後は黒ずみの再発が予防でき、清潔感と快適さが向上します。
このように、小陰唇のサイズと黒ずみの問題を同時に解決できるのが、この手術の大きなメリットです。
この患者様は、小陰唇の大きさと黒ずみにお悩みで、当院での治療を希望されました。
スワンクリニック銀座では、小陰唇縮小術と副皮切除を組み合わせて施術を行いました。
手術後、黒ずんでいた部分はしっかりと取り除かれ、自然な色合いに改善されました。
また、小陰唇の大きさも調整され、広がりが抑えられたことで、見た目のバランスが良くなるとともに、衛生面でも大きく向上しました。
これにより、日常生活においても摩擦や不快感が軽減され、快適に過ごせるようになりました。
ビラビラ(小陰唇)は摩擦やホルモンバランスの乱れによって黒ずみやすく、多くの女性が悩んでいる問題です。
小陰唇に黒ずみがあると、デリケートゾーンの見た目に自信を持ちにくく、コンプレックスに感じやすくなります。
小陰唇の黒ずみはセルフケアでは改善が難しいため、クリニックでの婦人科形成手術がおすすめです。
スワンクリニック銀座では、累計7900件以上の症例実績を持つ院長を中心に、形成外科専門医や産婦人科専門医の女性医師が在籍しており、安心して治療を受けることができます。
ビラビラ(小陰唇)の黒ずみにお悩みの方は、ぜひスワンクリニック銀座へご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |
形成外科専門医/大学病院形成外科医局長
鈴木 愛弓
2015年 | 埼玉医科大学 医学部卒業 |
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2017年 | 埼玉医科大学総合医療センター 形成外科・美容外科入局 |
2019年 | 関連病院形成外科 (国立がん研究センター 東病院、東京都立小児総合医療センター) |
2022年 | 形成外科専門医取得 埼玉医科大学総合医療センター 形成外科・美容外科 |
形成外科専門医 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科医局長 |