2023.09.02:コラム
糸リフトの効果のもちは一般的には半年〜2年ほどといわれていますが、施術後1年後の状態は個人のケアや年齢によって大きく異なるのが現実です。
当院で糸リフト施術の1年後に3D画像を撮影したところ、糸リフト施術前よりもリフトアップしていた症例をご紹介します。
あわせて、1年後でも糸リフトの効果を感じるためのポイントを解説します。
たるみを改善したい、すっきりした状態を長く保ちたいとお考えの方は、症例数2000件以上でリピート率100%の医師が執刀するスワンクリニック銀座へご相談ください。
当院で糸リフトを受けた患者様の中に、1年後にご来院いただいた際に3D画像で経過を確認したところ、1年前の施術前よりも現在の方がリフトアップしていることが判明した方がいらっしゃいます。
この方は今回の施術でも糸リフトを希望されていましたが、1年前よりも少ない本数で満足のいく仕上がりにすることができました。
初回の糸リフト施術後の1年間には、HIFUやショッピングリフト、肌を引き締めるケアもしっかりとされていたため、1年後に若返っているという結果につながったと考えられます。
糸リフトの効果を十分に引き出し、1年後に1回目施術前よりもリフトアップしているためのポイントをまとめると以下のようになります。
まず、糸リフト施術の際に大切なポイントは、初回の糸リフトでしっかりと引き上げることです。
特に、30代後半からたるみ対策として糸リフトを受ける場合は、糸の本数が少し多くなってもしっかりと引き上げておくことで、たるみの進行を遅らせることができます。
さらに糸リフトと合わせて、ボトックスやヒアルロン酸、レーザーなどの複合治療を受けることで、糸リフトのもちをよくすることが可能です。
糸リフト施術後もほったらかしにするのではなく、HIFUやショッピングリフトでの引き締めケアを、1年に数回程度の頻度でうけるとさらに効果は長持ちします。
糸リフトを受ける年齢にも関係があり、まだたるみが気にならない20代の頃からたるみ予防として受けることもおすすめです。
脂肪を増やしてしまうことや顔に不要なマッサージをすること、振動をあたえることなどは糸リフトのもちを悪くするため控えるようにしましょう。
糸リフトの効果は半年から2年といわれていますが、1年後の経過は糸リフトを受けた部分や個人、年齢によっても異なります。
一般的には1〜2年で溶ける糸がほぼ吸収され、多くの場合1年後には施術前程度に戻ります。
1年後には効果が無くなってしまったと感じる方もいるかもしれませんが、糸リフトを全く入れない状態よりはたるみのスピードは遅くなっているため施術を受けたことは無意味ではありません。
部位によっても効果の残りやすさは違っており、効果が残りやすいのはあご下です。
あご下のくびれを生み出すあご下リフトは、1年後でも糸リフトで作った形が残っていることの多い部位となっています。
画像はフェイスラインとあご下リフトの複合治療の症例写真で、右が施術後1ヵ月の様子です。
あご下のリフトは顔の糸リフトより持ちがいい特徴があり、すっきりとした顔のラインをつくることができます。
糸リフトの糸自体は1〜2年ほどで吸収されてしまいます。また、物理的な引き上げ効果はそれよりさらに短いことがほとんどです。
しかし、糸リフトは施術の受け方や施術後のケア次第で、1年後に糸リフトを受ける前の状態よりも良い状態を保つこともできる可能性があります。
スワンクリニック銀座では、糸リフトの効果を最大限に引き出すための、糸リフトと注射やレーザーとの複合治療をご提案しております。
糸リフトとの複合治療や施術後のメンテナンスでも多くのお客様から信頼をいただいておりますので、気になる方はスワンクリニック銀座にご相談下さい。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |