2023.07.04:コラム
糸リフトの施術は顔にメスを入れる代わりに糸を挿入します。
大掛かりな手術の必要がなく痛みを抑えられるため、施術を受けるハードルが低く、たるみのリフトアップを期待できます。
高い若返り効果を期待できるのもメリットで、スワンクリニックでは通算2000例以上の施術実績を持つ経験豊富な医師が糸リフトの手術をおこなっております。
今回は施術後に起こる凹みの原因と直し方を解説させていただきます。
気になる「いつまで症状が続くのか」「いつ治るのか」という疑問を解消できるので、施術を検討している方はぜひ本記事をご参考になさってください。
施術後に凹みが生じるのは肌の表面が歪んだ状態になっていることが原因です。
前述したように、糸リフトは顔の内部を糸で引っ張り上げる施術です。その性質上、顔に凹凸が生じやすい傾向にあります。
施術に使用する糸の本数や種類によって凹みが出来やすくなるので、引き上げる力が強い糸を使う場合は凹凸も目立ちやすくなります。
ただし凹みは一時的なもので、糸リフトの治療に使用する糸は時間経過で徐々に溶ける性質を持っています。
少しずつ皮膚の凹凸が目立たなくなり、美しいフェイスラインを維持できるようになるためご安心ください。
皮膚の凹凸は一時的なものです。
施術後すぐに凹みが生じるケースは一般的な経過で、術後1~2週間ほどで糸は馴染みます。
凹みを見て「治療の効果が期待できない」と考えてしまうのは早計です。
小顔治療の美容効果はすぐに表れるものではないため、施術後の皮膚に違和感がなくなるまで様子を見ましょう。
また、中には糸リフトを終えて数日経過してから凹みが目立つケースもあります。この場合も1〜2週間程度で顔の凹凸は目立たなくなります。
糸リフトの施術にはダウンタイムがあります。
ダウンタイムは施術を行う人物によって個人差があり、中には症状がほぼないという方もいます。
施術後に様々な症状が出るのがダウンタイムの特徴で、糸リフトの場合は皮膚の凹みだけでなく腫れやむくみ、引きつれ、痛みなどの症状が生じる場合があります。
ダウンタイム中は普段通りの生活に戻るまで数日ほど入浴や運動が制限されるため、術後の経過を問題なく終えるには肌に与える刺激を避けることが大切です。
基本的に、ダウンタイム中の症状(色素沈着・穿刺部分のくぼみなどの症状も含め)は数日〜3ヶ月以内には落ち着きます。
スワンクリニックでは施術後の腫れは平均3.07日、内出血は平均1.175日で治るという統計も出ており、患者の8割以上は内出血が生じることはありません。
万が一生じた場合、こちらは平均1週間で徐々に消退していくためご安心ください。
スワンクリニックは術後の経過をホームページ上で掲載しております。
ダウンタイムが気になる方はモニターの患者様による投稿を実際に確かめていただくことが可能です。
豊富な症例数・症例写真が確認できるので、ダウンタイムや術後の経過が気になる方はぜひ目を通していただければ幸いです。
糸リフトによる凹みを治す場合、基本的には時間経過を待つ必要があります。
とはいえ、一刻も早く凹みを解消したいと考える方は多いのではないでしょうか。
以降の項目では糸リフトで起こる凹みの治し方についてわかりやすく解説します。
糸リフトの手術には徐々に溶ける性質を持った糸を使用しています。
施術直後は凹凸が大きく目立っていても時間経過で凹みが治るため、通常はこの方法で問題ありません。
しかし、糸リフトの凹みは時間を置くとそのまま固定されてしまう恐れもあります。
2週間〜1ヶ月経過しても凹凸が気になる場合は早めに対処しましょう。
糸リフトで生じた凹みを見て「マッサージで改善できるかもしれない」と考える方もおられるのではないでしょうか。
しかし、凹凸に無理に手を加えても悪化するリスクが高く、自己流のマッサージはおすすめできません。
施術箇所は絶対に触れず、必ず手術を担当した医師に相談しましょう。
マッサージはリフトアップ効果が減少する可能性もあるので、凹みの対処法としてはあくまで時間経過が最善です。
施術後1ヶ月ほどは糸が馴染まないため、それまでは必ず自己流のマッサージに手を出さないでください。
1 ヶ月経過しても挿入部位に違和感がある場合もマッサージを控えていただき、施術を受けたクリニックに連絡して診察を受けていただくことをおすすめします。
美しい理想のフェイスラインを獲得するには糸リフトによる小顔治療が最適です。
糸リフトの施術は短時間で痛みなくリフトアップ効果が期待できるだけでなく、ヒアルロン酸注入によって更に若返り効果を期待することができます。
費用もあまりかからないので、気軽にお試しいただける美容治療です。
手術を受けていただいてからおよそ1ヶ月〜1年半ほど治療の効果は持続します。
スワンクリニックでは、患者様一人一人の持つお悩みに寄り添い、弾力・ハリなどに関する美肌効果や、たるみ改善が期待できるリフトアップ提案をいたします。
施術について疑問・悩みがあればお気軽にご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
---|---|
2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |