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スレッド(糸)リフトの種類・効果について医師が徹底解説!

2022.11.22コラム

スレッド(糸)リフトを受けるとリフトアップできると聞いたけれど、具体的にはどんな施術なのだろう?

そのように疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、スレッド(糸)リフトについて詳しく解説しています。

なお、スワンクリニックではこれまでに糸(スレッド)リストの施術を2000件以上行っている実績がある経験豊富なドクターが施術をしてくれるので安心です。

スレッド(糸)リフトについて気になることは気軽に相談してみてください。

スレッド(糸)リフトとは?


スレッド(糸)リフトは、顔に糸を挿入してリフトアップを実現させることができる治療です。

顔に挿入した糸が、皮下組織を持ち上げてくれることでたるんだ部分をリフトアップします。

スレッド(糸)リフトで使う糸にはいくつか種類があり、糸の種類によっては肌の内部で糸が分解されていく過程で、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されて肌のハリ・ツヤ感がアップするという効果も期待できます。

たるみの引き上げだけでなく、美肌効果も得られるという点は、スレッド(糸)リフトのメリットでしょう。

しかし、糸が溶けてしまった後は、少しずつもとに状態に戻っていくため、1回の施術で半永久的な効果を得ることはできません。

スレッド(糸)リフトの糸の種類は主に4種類

スレッド(糸)リフトで使われる糸の種類は、主に4タイプあります。

とげがついているもの、とげがついていないもの、体内で溶けるもの、体内で溶けないものです。

 

糸の種類 特徴 効果
とげがついている とげが皮下組織を直接引き上げる リフトアップ効果が高くしっかりとたるみを引き上げる
とげがついていない 糸を挿入することでコラーゲンの生成が促進されてリフトアップできる 肌の土台を整えて自然なタイトニング効果を得られる
体内で溶ける 少しずつ体内で吸収されて体内に残らない 半年から1年ほどのリフトアップ効果が期待できる
体内で溶けない 体内で溶けないのでリフトアップ効果が長く続く 2年から3年のリフトアップ効果が期待できる

溶ける糸は医療現場でも使われるもので、安全性が高いです。

現在は溶ける糸が主流となっており、溶ける糸の中でとげのあるものやないものなど、様々な種類が使い分けされています。

スレッド(糸)リフトの糸の素材を解説!

スレッド(糸)リフトには細かく分けると100種類以上あり、クリニックにより施術方法が異なります。

ここでは、主なスレッド(糸)リフトを紹介します。

ポリジオキサノン(PDO)

糸リフトの中でも有名な溶ける糸です。

外科手術でも使われている糸で安全性が高く、費用も比較的リーズナブルなため、糸リフト初心者にもおすすめです。

1年ほどで分解されてしまうので、効果を持続させたい場合は、吸収される前に再施術をするのが良いでしょう。

ポリカプロラクトン(PCL)

柔軟性の高い糸で、2年ほど持続する点で溶ける糸の中では、リフトアップ効果も持続性も高いものとして知られています。

柔らかな糸なので、挿入時の痛みも軽減されています。

金の糸(ゴールデンリフト)

PDOなど吸収される糸に金をまぶしているもので、純度の高い金をまぶしていることで、美肌効果が高い糸とされています。

肌の老化を防げる効果も期待できる糸です。

毛穴の開きや美白、ニキビ、乾燥肌などのお悩みにも効果的です。

注意しなければならないのは、CTやMRIなどの検査を受ける際に、金が反応してしまう可能性があることです。

また、クリニックにもよりますが、一度でも金の糸を受けると、その後はレーザーなどの施術は一才受けられないのが一般的です。

シルエットリフト

シルエットリフトは3Dリフトとも呼ばれています。

円錐状のとげがついている糸で、この円錐の部分により皮下組織がすくいあげられるように挿入していきます。

とげは360度調整できるため、たるみをしっかりと引き上げる効果が期待できるだけでなく、ナチュラルな仕上がりが実現します。

持続期間が2年から4年と長い点もメリットです。

ミントリフト

ミントリフトは、太めの糸でとげもついているので、しっかりとリフトアップさせることができます。

持続性に優れた糸です。

N-COGスパイラル

N-COGスパイラルは、360度とげがついている糸になります。

とげがジグザグについているので、凹みやひきつりなどが起こりにくい糸となっています。

皮下組織からしっかりと引き上げて自然なリフトアップを叶えてくれる糸です。

フェザーリフト

フェザーリフトはアプトスとも呼ばれています。

毛羽だったような糸で、フェイスラインを立体的に引き上げる効果があります。

テスリフト

テスリフトは、とげのある糸の周辺に網目状の3Ⅾメッシュもついていて、メッシュととげでしっかりとリフトアップさせることができます。

メッシュがあることでリフトアップ効果も2年から3年と持続性に優れています。

ショッピングリフト

とげのついていない糸を使用する方法で、肌の浅い層に挿入します。

コラーゲンの生成を促して美肌効果を得られるのが特徴です。

リフトアップというよりも、肌の引き締め効果が得られるものになります。

スレッドリフトは痛い?

スレッドリフトを行う際は、針をさして糸を挿入するため、針を刺す際にチクっとした痛みがあります。

痛みが心配な場合は麻酔も行えますが、麻酔が切れた後から、糸によるひきつれで痛みや違和感が出る可能性もあります。

特にとげのある糸を使用した場合は、とげが皮下組織を持ち上げるので、ひきつれや違和感、痛みを感じやすいです。

スレッド(糸)リフトをクリニックで受ける場合のポイント、注意点を解説!

スレッド(糸)リフトをクリニックで受ける場合、挿入する糸の素材や特徴をチェックする、挿入後の持続期間を確認する、症例の多いクリニックで受けるということがポイントとなってきます。

挿入する糸の素材や特徴をチェック

痛みが気になるという方は、柔らかな素材の糸を選ぶようにすると痛みを緩和できます。

また、美肌効果を得たいという場合は、リフトアップだけに特化した糸を選ばず、美肌効果も期待できる糸を選ぶようにしてください。

ただし、美肌効果に注目しすぎると、リフトアップ効果が弱い場合もあります。

まずは、どのお悩みから解決したいのか優先順位を決めて、医師に相談しましょう。

よりお悩みに合う方法を提案してもらうことができます。

スレッド(糸)リフト挿入後の持続期間を確認する

スレッド(糸)リフトは、糸の種類で効果の持続期間が変わってきます。

持続効果を知ることは、次回の施術の目安にもなりますので必ず確認しておきましょう。

また、スレッド(糸)リフトは、他の治療との組み合わせにより効果を持続させやすくすることも可能です。

組み合わせ治療に関しても、医師に相談してみると良いでしょう。

症例が多いクリニックで受ける

スレッド(糸)リフトは、比較的手軽に受けることができるリフトアップ施術です。

しかし、医師の経験不足や知識不足で、施術後に凹ができてしまったり、ひきつれが強く起こるなどもあり得ます。

施術を受ける際は、実績の多いクリニックで受けるようにしましょう。

腕の良い医師の施術を受けることで、ダウンタイムが軽減される、満足のいく仕上がりになるなど、安心して施術を受けることができます。

スレッド(糸)リフトはスワンクリニック銀座がおすすめ


スワンクリニックでは、これまでに2000件の施術実績があります。

院長やスタッフもスレッド(糸)リフトを受けていることから、実際に受けた生の声も聞くことが可能です。

丁寧なカウンセリングと仕上がりの満足度で沢山のお客様から支持されているクリニックです。

解剖学に基づいた技法でしっかりと変化を実感できるので、スレッドリフトを受けたい方は、気軽に相談してみてください。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師
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