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手術終了時の画像:抜糸なしと抜糸ありの違い

2021.08.26ブログ

スワンクリニック銀座 院長 福澤 見菜子

こんにちは!

とうとう8月最終週になりました。

コロナもなかなか終息せず、不安な状況ではございますが、勇気を出して手術にきてくださった皆様、ありがとうございました。

さて、本日は手術終了時の抜糸なしと抜糸ありの違いです。

左側の抜糸なしは、傷の内部に糸が埋め込まれるように工夫して縫います。

そのため、傷の表面には糸が出ておらず、なめらかです。

右側の抜糸ありは、傷の表面を塗ってあります。

これは、溶ける糸で縫いますが、完全に溶けるまでは1ヶ月前後かかります。

クリニックさんによっては、自然に脱落するので抜糸に来なくてもいいですよ〜というところもありますが、お客様からは、表面の糸が下着と擦れてチクチクしたり、糸が食い込んで痛かったり、場合によっては糸に細菌が感染してしまうこともあるので、当院では1〜2週間で抜糸しています。

そして、抜糸がこれまた結構痛くて、笑気麻酔を使って行うのですが、軽く涙ぐむくらいの痛みです。

また、抜糸なしの方が、内部をしっかりと縫合するため、術後の治りも早く、出血も少ない傾向にあります。

仕上がりももちろん抜糸なしの方が綺麗です。

インターネットではいろいろな情報が飛び交っているようですが、私は抜糸なしの方が良い術式だと思っています。

わからないことがあれば、カウンセリングでお気軽にお尋ねください。