2022.08.07:コラム
処女膜再生手術は、一度破損した処女膜を医学の力で再生する施術です。
約2週間ほどの期限付きの再生となりますが、施術日や性交渉の日程をスケジューリングすることで、初体験の感覚を再現することができたり、パートナーに処女を感じてもらうことができます。
処女膜再生手術について解説していきます。
処女膜とは、子宮や卵巣のように女性に特有の性器のひとつで、膣の入り口付近にある薄いヒダのような粘膜です。
処女膜は「膜」の名の通り、膣の入り口付近で膜を張って、膣内に細菌が入るのを防ぐ役割をしていると言われています。
膜、といっても完全に塞いでるのではなく、小さな穴があいているので、そこから経血やおりものが排出される仕組みです。
処女膜は、初めての性交渉の際に破れます。
また、処女膜は薄い粘膜なので、激しい運動などで破れることもあります。
処女膜再生手術とは、一度破れた処女膜を縫い合わせて元の状態に戻す施術です。
破れた処女膜は、しばらくはヒダが膣内に残っています。
このヒダを集めて綺麗に縫い合わせます。
処女膜が破れてから時間が経っていたり、性交渉の回数を重ねるとヒダがなくなっているケースもあり、その場合は、処女膜を修復することは困難です。
処女膜再生手術は、溶ける糸で、処女膜を縫い合わせます。
縫合した糸が溶けると、再生された処女膜は自然に元の破損した状態へと戻ります。
パートナーに処女だと思ってもらうために処女膜再生手術を受ける場合は、糸が溶ける前に性交渉をする必要があります。
具体的には手術翌日〜約2週間以内とするクリニックが多いです。
処女膜再生手術はこのようなお悩みをおもちの方へ適しています。
当院は、婦人科形成術分野で国内有数の症例数を誇るクリニックです。
処女膜再生手術に関しても多くの症例があり、患者様に満足していただいています。
当院の処女膜再生手術に関しての注意点を解説します。
施術を受けるにあたり、患者様が心配されることのひとつが「痛み」に関してです。
膣の粘膜を縫うなんて想像しただけで痛そう、と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
当院では静脈から麻酔を入れる、睡眠麻酔を使用しての施術をおこなっています。
施術中は最後まで痛みを感じることなく終了します。
麻酔の効果が切れると、手術当日~1週間くらいは痛みを感じる場合がありますが、痛み止めの必要がない程度です。
ダウンタイムはほとんどない施術で、傷跡も目立ちません。
処女膜や膣は血流の多いところなので、手術当日~1週間くらいは傷口から血がにじむことがあります。
その場合は、清潔なナプキンを当てて保護をしてしてください。
施術当日は、長時間の歩行や運動は避けてください。
安静に過ごし、患部もあまり触らずにそっとしておくことで感染のリスクが軽減します。
当院の処女膜再生手術では、溶ける糸を使用するので抜糸は不要です。
しかし糸が溶けると、縫合して再生した処女膜の固定がとれてしまいます。
パートナーに処女であると思わせたい場合は、施術後翌日~2週間以内に性交渉をおこなってください。
施術後、2週間以上経つと縫合した糸が溶けてしまい、再生した処女膜は元の状態に戻ってしまいます。
当院の処女膜再生手術の流れを順に追って解説します。
まずはカウンセリングと診察をおこないます。
患者様のご希望や膣の状態を確認させていただき、施術の段取りや日程を決定していきます。
デリケートなお悩みかと思いますが、女性医師とスタッフが丁寧に対応させていただくのでご安心ください。
施術の当日、施術開始前に静脈麻酔をおこないます。
眠っている間に施術をおこなうため、痛みを感じることはありません。
破れた処女膜を集めて丁寧に縫合していきます。
処女膜の損傷が大きく、処女膜自体での再生が不可能な場合は、膣のフチを少し摘んで縫い合わせることで処女膜を再現します。
ダウンタイムはほとんどありません。
陰部は血流が多い部位なので、傷口に少し血がにじむ場合があります。
その際は患部に清潔なナプキンをあてて保護をしてください。
傷口はほとんど目立ちません。
施術後に、抗生剤と痛み止めの内服薬を処方します。
基本的には施術後の通院の必要はありません。
当院の処女膜再生手術の料金は、通常価格で22万円です。
女性器のお悩みはデリケートで、相談しにくいことかもしれません。
婦人科形成の専門の当院では、実際に似たような悩みをもって施術を受けた経験のあるスタッフも多く在籍しています。
症例数や実績も多数ありますが、常に患者様に寄り添った施術ができるよう努めています。
まずは気軽にご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |