2020.06.09:ブログ
スワンクリニック銀座 院長 福澤 見菜子
こんにちは。
デリケートゾーンは他人との比較したり、自分自身でまじまじ見ることも難しい部位です。
そのため、小陰唇周辺がかぶれたり、違和感があっても、それが普通なのかなかなか自分では判断ないということも多いと思います。
そこで今日は、小陰唇の大きさをきちんとご説明します。
まずは、世界的な基準から。
日本人の平均は、文献的には1.7cmです。
欧米人は2cm以上という報告も多いのでアジア人は少し小さめかもしれません。
ただしかなり個人差の大きい部位で、形もいろいろなタイプがありますので、数字はあくまで目安とお考えください(^^)
さて、今回の日本人のデータはこちらから引用しました。
もう廃盤になった古い本ですが、この分野はきちんとした文献が、特にアジア人版はないので、貴重です。
このブログを読んで下さっている今後婦人科形成を始めたい医師にはおすすめです☆
中身はこんな感じ。
ただ情報が少し古いので、できれば私みたいに症例数をたくさんやっている医師が新しく大規模調査などできればいいなと思いますが、なかなか日常診療で忙しくそこまで手が回りません。。
なにはともあれ、この分野は一般の方がインターネットなどでまともな情報を入手しづらいので、私も有用な情報は今後もピックアップしてお伝えしていきますね!