2025.07.28:コラム
「脱毛したいけれど小陰唇が大きいのが気になる」
「小陰唇が大きくても普通に脱毛できるの?」
VIO脱毛を受けたくとも、小陰唇が大きく不安を感じている方もいます。
照射できるのか、リスクはないのかなどが心配で、脱毛に踏み切れない人も少なくありません。
今回は、小陰唇肥大時の脱毛について解説します。
VIO脱毛はできるのか、どんなリスクや注意点があるのかなど、不安や疑問がある方は最後までお読みください。
VIO脱毛に興味はあるけれど、小陰唇が大きいために不安を感じている方も少なくありません。
小陰唇が肥大していても、VIO脱毛を受けることは可能です。
ただし、いくつかのリスクが生じることがあります。
脱毛を検討する前に、起こり得るトラブルについて理解しておくことが大切です。
小陰唇肥大の状態でVIO脱毛を行うと、照射漏れやヤケドのリスクが高まります。
肥大によって皮膚が重なり、一部にレーザーが届きにくくなることが原因です。
一方で、小陰唇がせり出すことで粘膜に近い部位が露出しやすくなります。
粘膜は皮膚よりも熱に弱いため、ヤケドや炎症のリスクが高くなります。
安全に照射するには、経験豊富な医療脱毛機関で施術を受ける、出力を調整してもらうなどの配慮が必要です。
VIO脱毛すると脱毛前よりも摩擦が起きやすくなることがあります。
アンダーヘアには、衝撃から陰部を守ったり異物をブロックしたりして陰部の保護をする役割があるためです。
アンダーヘアが減ることで、陰部が刺激を受けやすくなります。
特に小陰唇肥大の方は、毛がなくなることで外陰部と下着の接触が増え、摩擦を感じやすくなります。
肌にやさしい素材の下着を選ぶなどの工夫が大切です。
気になる方は、施術前に摩擦への影響について医師に相談しておきましょう。
VIO脱毛すると、小陰唇肥大が余計に大きく見えることがあります。
陰毛がなくなることで、毛に隠れて目立たなかった小陰唇の形がはっきりと見えるようになるためです。
小陰唇は基本ほぼ見えませんが、肥大していると裸で姿見の前に立った時、でっぱっているのがわかることがあります。
見た目が気になる方は、小陰唇を小さくする手術を受ける、脱毛で多少の毛を残して小陰唇を隠すなど、医師と相談してください。
脱毛したいけれど小陰唇の大きさが気になる方は、小陰唇縮小術で先に整えておくのもひとつの方法です。
小陰唇縮小術とは、小陰唇の大きさや左右差、形などを整える婦人科形成の手術です。
小陰唇の余分な皮膚を切除・縫合することで悩みの改善が期待できます。
手術なんて大げさでは、手術は怖いから受けたくない、と思う方も多いでしょう。
しかし、小陰唇が肥大していると、摩擦によって引っ張られ、さらに大きくなってしまうことがあります。
小さく整えることで、摩擦による刺激が減り、将来的な肥大リスクを抑える効果も期待できます。
脱毛を検討している方は、治療の選択肢として一度相談してみるのもおすすめです。
VIO脱毛前に小陰唇縮小術を受ける場合は、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
手術には「抜糸あり」と「抜糸なし」の2通りがあります。
【抜糸あり小陰唇縮小術】
小陰唇の先端を平らにカットし、皮膚の表面を縫合する方法です。
不自然な仕上がりになりやすいほか、糸が小陰唇に食い込んだ跡が長く残ることもあります。
【抜糸なし小陰唇縮小術】
小陰唇の先端をV字にカットし、皮膚の内側を縫合する方法です。
自然な仕上がりで糸の食い込み跡も目立ちにくいほか、回復も早いため、脱毛までの期間も短い傾向にあります。
抜糸ありの術式では、糸の跡がVIO脱毛時に目立つ可能性がありますが、費用は比較的安めです。
一方、抜糸なしの術式は仕上がりの自然さが特徴です。
ただし、近年開発された方法のため受けられるクリニックが限られており、費用も高い傾向にあります。
なお、施術者は多くの症例を見ているため、多少の跡があっても気にすることはほとんどありません。
ただし、仕上がりが気になる方やダウンタイムを短くしたい方には、抜糸なしがおすすめです。
一方、費用を抑えたい方や、仕上がりが特に気にならない場合は、抜糸ありを検討するのも選択肢のひとつです。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。
スワンクリニック銀座の小陰唇縮小術はこちらをご覧ください。
小陰唇縮小術を受けたあとは、皮膚が安定するまで一定の期間を空ける必要があります。
手術のダメージによって患部が弱っているためです。
一般的には1カ月以上経過すれば脱毛を受けられますが、クリニックによっては2〜3カ月空けるように指導されるクリニックもあります。
スワンクリニック銀座の場合、一般的なクリニックよりも回復期間が短く、副作用が軽いのが特徴です。
合併症のトラブルもほぼなく、1カ月程度で脱毛を受けられます。
スワンクリニック銀座 | 一般的なクリニック | |
ダウンタイム期間 | 1~2週間 | 1週間~1カ月 |
安静にする期間 | 1~3日 | 2日~3日 |
ただし、傷の治り具合や副作用の期間には個人差があります。
脱毛する場合は、医師に確認したうえでスケジュールを立てることが大切です。
小陰唇肥大が気になってVIO脱毛をためらっている方は、一度医師に相談してみましょう。
スワンクリニック銀座でも、8,200件以上の症例実績があり、毎日多くの方が小陰唇に関するお悩みで来院されています。
「脱毛前に小陰唇肥大を整えたい」「脱毛後に形が気になり始めた」といったご相談も多く、一人ひとりに合わせた治療プランの提案が可能です。
形や大きさのお悩みはもちろん、脱毛との兼ね合いについても丁寧にカウンセリングを行っています。
デリケートなお悩みは、一人で抱え込まず、まずは専門の医師にご相談ください。
医師
中島 悠希
2015年 | 日本医科大学 卒業 |
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2017年 | 慶應義塾大学形成外科 入局 以後、関連病院形成外科勤務 |
2024年 | スワンクリニック銀座 入職 |
日本形成外科学会形成外科専門医 |
日本形成外科学会 |