2025.07.27:コラム
「VIO脱毛を受けたら、なんだかびらびらが目立つ気がする…」
「びらびらが長くて、下着からはみ出してしまう…」
このような悩みを抱えている方は決して少なくありません。
デリケートな部位だからこそ、一人で悩みを抱えがちですが、適切な対処法があります。
この記事では、びらびらが長くなる原因から小陰唇縮小術による改善方法まで、詳しく解説します。
びらびらの長さが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
びらびらが長いと感じる原因の多くは、個人差によるものです。
体の大きさがそれぞれ違うように、びらびらの長さや形も一人ひとり異なるのです。
なお、日本人女性のびらびら(小陰唇)の平均的な大きさは、長さが4〜5cm、幅が1〜1.5cmとされています。
こうした個人差に加えて、妊娠や出産、思春期以降のホルモンの変化、摩擦や加齢などによって、びらびらが長くなることもあります。
びらびらが長い状態は、医学的には異常とされるものではありません。
ただし、びらびらが長く下着との摩擦が生じたり、蒸れやすかったりなど不快感がある場合は、クリニックに相談してください。
びらびらの長さや不快感を改善したい場合は、小陰唇縮小術という婦人科形成の手術で整えることが可能です。
小陰唇縮小術は、小陰唇の余分な皮膚を切除して、自然でバランスの取れた形に整える方法です。
小陰唇縮小術には「抜糸あり」と「抜糸なし」の2種類があります。
「抜糸あり小陰唇縮小術」
抜糸あり小陰唇縮小術は、先端を平らにカットして皮膚の表面を縫合する方法です。
糸の跡が残ることがありますが、比較的簡単で費用を抑えられるのが特徴です。
「抜糸なし小陰唇縮小術」
小陰唇の先端をV字にカットし、皮膚の内側を縫合する方法です。
仕上がりがより自然で、糸の跡も目立ちにくいため、見た目を重視する方に適しています。
手術に不安を感じる方もいますが、びらびらの長さは他の方法での改善が難しいため、まずはご相談ください。
スワンクリニック銀座でも、毎日多くの患者様がご相談にいらっしゃいます。
当院は、8200件以上の症例数があり、さまざまな悩みに対応してきました。
必要のない施術は無理にすすめませんので、安心してご相談ください。
当院の小陰唇縮小術については、以下のページで詳しくご紹介しています。
長いびらびらを整えたくとも、妊娠や出産に影響はないのか、再び長い状態に戻ることはないのかなど疑問が生じます。
ここでは長いびらびらを整える場合によくある疑問やリスクを解説します。
長いびらびらを整えても、妊娠や出産に影響はありません。
小陰唇縮小術は、膣口周辺の皮膚のみを切除する施術で、子宮や膣の内部、性感帯である陰核(クリトリス)には一切触れないためです。
ただし、妊娠や出産によるホルモンの変化で再び伸びる可能性はゼロではありません。
予定がある方は、施術のタイミングについて医師にご相談ください。
スワンクリニック銀座では、年齢や出産予定による制限は設けておらず、ご希望の時期にあわせた手術が可能です。
長くなったびらびらを整えたあと、再び長くなることは稀です。
小陰唇は引っ張られると徐々に伸びる性質があります。
ただし、切除によって摩擦が起きにくく引っ張られにくくなるため、再発のリスクは下がります。
ただし、術後に患部をこすったり引っ張ったりすると再び長くなる可能性があるため、生活指導をしっかり守ることが大切です。
施術方法や術後のケアによっては、色素沈着や糸の跡が残ることがあります。
とくに術後のケアを怠ると、患部に菌が入り込んで炎症を起こし、炎症後色素沈着が生じることがあります。
摩擦やかゆみによる掻きむしりでも悪化するため、刺激は避けましょう。
こうしたリスクを防ぐには、経験が豊富な医師のもとで施術を受け、術後の指示をしっかり守ることが大切です。
長いびらびらを改善するには、手術しか改善できません。
そのためそのままでも良いかと放置する方もいます。
しかし、さまざまなリスクが生じるため、放置することはおすすめできません。
長いびらびらを放置するリスクを解説します。
びらびらが長い状態を放置すると、痛みや臭いなどの不快感を生じることがあります。
形状によっては小陰唇と大陰唇の間の溝に汚れがたまりやすくなるためです。
また、下着との擦れで炎症が起きたり、ひりつきを感じることがあります。
こうした不快感を防ぐためにも、気になった時点で早めに対処することが大切です。
びらびらが長いと形状によっては水着や下着からはみ出すこともあります。
特にVラインが細い水着や下着は、立った状態でも正面や横からびらびらの端が見えやすいです。
また、座った状態でも姿勢によっては見えることもあり、自分で気づいていない場合でも人に見られている可能性もあります。
誰かに見られていないか不安が付きまとったり、水着やショーツ選びを制限されて、着たい服を諦めてしまうことも少なくありません。
びらびらが長い状態を放置すると、さらに伸びてしまうことがあります。
皮膚は、下着とのこすれや長時間の圧迫などで繰り返し引っ張られたり摩擦を受けたりすると、徐々に伸びる性質があるためです。
コンプレックスが強まる前に、気になった時点で専門の医師に相談することをおすすめします。
VIO脱毛をきっかけに、びらびらの形が気になりはじめた方は少なくありません。
人に相談しにくいデリケートな悩みですが、専門の医師に相談してみることが大切です。
スワンクリニック銀座では、婦人科形成に精通した医師が丁寧にカウンセリングを行い、患者様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適な選択肢をご提案します。
完全個室で診察・施術はすべて女性医師が対応するため、異性に話しづらいお悩みも安心して相談できます。
びらびらの長さに悩んでいる方は、ぜひ一度スワンクリニック銀座のカウンセリングにお越しください。
あなたの不安が、きっと軽くなります。
医師
中島 悠希
2015年 | 日本医科大学 卒業 |
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2017年 | 慶應義塾大学形成外科 入局 以後、関連病院形成外科勤務 |
2024年 | スワンクリニック銀座 入職 |
日本形成外科学会形成外科専門医 |
日本形成外科学会 |