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会陰切開後の患部がかゆい!会陰部贅皮切除術と小陰唇縮小術

2024.11.26コラム

会陰切開後、数カ月たってからかゆみが発生する場合もあります。

しかし出産後は子育てに追われているため、病院に通うのも大変です。

この記事では会陰切開後のかゆみを治療する会陰部贅皮切除術や、再発防止予防する小陰唇縮小手術について解説します。

会陰切開とは


会陰切開はママや赤ちゃんの負担を軽減するために行う処置のことです。

出産時に以下のような問題がある場合、膣口から肛門の間(会陰部)を切り開きます。

  • 赤ちゃんの頭が大きくなかなか出てこない
  • 早産や逆子などで赤ちゃんにリスクがある
  • 会陰部の伸びが悪くひどく裂ける可能性がある
  • 吸引分娩や鉗子分娩を行う

会陰切開後から痛みやかゆみなどの副作用が現れ、通常は1カ月くらいで治まります。

しかし、数カ月経過してからかゆみの症状が現れることもあります。

会陰切開後にかゆい原因

会陰切開後に傷や縫い目がかゆいのは手術や体の変化などが原因です。

傷の治癒過程で起こるほか、出産による体質やホルモンの変化、菌などが原因で起こります。

  • 会陰切開後の傷の治る過程のかゆみ
  • 菌による炎症や感染症によるかゆみ
  • ホルモンの変化で起きるデリケートゾーンの乾燥によるかゆみ
  • 新しい下着やボディーソープの使用によるアレルギーのかゆみ

複数の原因があるため、現れる時期も産後数日〜数カ月と違います。

また、出産を機に体質が変わって現れる場合もあります。

会陰切開後のかゆみが気になった場合は、自己判断せずにクリニックで診てもらうことが大切です。

会陰切開後のかゆみを治療する会陰部贅皮切除術とは?

会陰部贅被切除術(えいんぶぜいひせつじょじゅつ)は、会陰切開後のかゆみ改善効果が期待できます。

会陰部贅被切除術とは、会陰部(膣口から肛門の間)の気になる皮膚を切除し縫合する施術です。

かゆみの原因を取り除いたり摩擦や蒸れを軽減しかゆみを起きにくくするほか、以下のような効果が期待できます。

  • 会陰切開の傷痕を目立たなくする効果ができる
  • 会陰部の見た目を自然できれいな仕上がりにできる
  • 会陰部の黒ずみの改善効果が期待できる
  • 膣のしまりの改善効果が期待できる
  • 擦れが原因の痛みや腫れの改善効果が期待できる
  • 傷痕の引きつりの改善効果が期待できる

会陰切開後のかゆみが気になるなら、会陰部贅皮切除術を検討してください。

会陰切開のかゆみを再発防止・予防するスワンクリニック銀座の小陰唇縮小術

小陰唇縮小術は会陰部のかゆみを予防したり、再発するのを防いだりする効果が期待できます。

小陰唇縮小術は膣口の横にある小陰唇(ビラやビラビラと呼ばれる部分)の皮膚を切除し、縫合する手術です。

下着のこすれや蒸れが軽減するほか、洗いやすくなって菌が繁殖しにくくなります。

そのため、会陰部のかゆみの予防や再発防止効果が期待できるのです。

スワンクリニック銀座の小陰唇縮小術

スワンクリニック銀座の小陰唇縮小術は「抜糸あり」と「抜糸なし」があるため、自分に合った方法で手術を受けるのが大切です。

抜糸ありの手術は手間がかからず医師が経験を積むためにも行われており、安く済みます。

しかし、糸の食い込みによる痕や痛みなどが起こる場合も多いです。

抜糸なしは接合部が合わさるように手間をかけて縫うため、傷痕がほぼ残りません。

痛みや出血も少なく回復も早いですが、高い技術力が必要なため費用が高めです。

通院回数

メリット

デメリット

抜糸あり

(2~3回)

安い

糸が擦れて痛む場合がある

小陰唇に食い込んだ糸を切るため抜糸が痛い

糸の痕が残る可能性がある

抜糸なし

(1~2回)

痛みや出血が少ない

傷の治りが早い

仕上がりがきれい

傷痕がほぼ残らない

高い

どちらにもメリットやデメリットがあるため、自分にあった方を選ぶことが大切です。

会陰切開後のかゆみでよくある質問

会陰切開後のかゆみでよくある質問です。

かゆみが気になっている方や治療に関する疑問や不安がある方は、チェックしてみましょう。

会陰切開後のかゆみはどこで診てもらえばいいの?産婦人科?皮膚科?

会陰切開後のかゆみは産婦人科や皮膚科、美容皮膚科で診てもらえます。

産後数日から数週間なら産婦人科です。

傷の治療過程や感染症によるかゆみの可能性が高いです。

会陰切開を受けた病院の産婦人科で診てもらうことをおすすめします。

産後数カ月の場合は皮膚科や美容皮膚科などです。

乾燥やアレルギー、感染症などによるかゆみの可能性があります。

会陰部を診られるのが恥ずかしい場合、スワンクリニック銀座のような婦人科系の施術を行っている美容クリニックもおすすめです。

赤ちゃんが生まれたばかりで病院に通うのが大変。

市販の薬で治せる?

使える薬と使えない薬があります。

会陰部は皮膚が薄くデリケートで見えづらい部位です。

また、出産後は使えない薬も多いです。

かゆみが悪化したり肌トラブルにつながったりする可能性があります。

自己判断で市販の薬を使用せずに、必ずクリニックで診察してもらうことが大切です。

入院や通院の必要性は?カウンセリング当日に手術も受けられる?

会陰部贅皮切除術や小陰唇縮小術は、カウンセリング当日に受けることが可能です。

入院する必要はありませんが、抜糸で通う場合はあります。

どちらも抜糸ありの手術と抜糸なしの手術があり、抜糸ありの場合は7〜14日後に抜糸を行います。

何回も通うのが大変な場合は抜糸なしの手術がおすすめです。

会陰切開後のかゆみの治療は保険が適用されるの?

会陰部贅皮切除術も小陰唇縮小術も自費診療で保険は適用されません

全額自己負担です。

会陰切開後のかゆみが気になるならスワンクリニック銀座で診てもらおう


会陰切開後のかゆみは会陰部贅皮切除術で改善効果が期待できます。

また、再発防止や予防には小陰唇縮小術が最適です。

会陰切開後のかゆみが気になるなら、婦人科系の施術も行っている美容クリニック「スワンクリニック銀座」で診てもらいましょう。

婦人科系の施術の経験が豊富な女医が多いため、病院の皮膚科や美容皮膚科よりも恥ずかしがらずに済みますよ。

記事監修医師プロフィール

医師

中島 悠希

経歴
2015年日本医科大学 卒業
2017年慶應義塾大学形成外科 入局
以後、関連病院形成外科勤務
2024年スワンクリニック銀座 入職
資格
日本形成外科学会形成外科専門医
日本形成外科学会
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