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糸リフトによる心配な感染症と注意すべきポイントを徹底解説!

2024.11.12コラム

糸リフトは顔の「たるみ」を解消できる低リスクの治療方法です。

低リスクの治療とはいっても、感染症などのリスクを事前に確認してから施術を受けていただきたいと思います。

この記事は糸リフト治療を考えている方へ感染症のリスクを中心に解説しています。

スワンクリニック銀座の糸リフト治療は患者様の満足度が非常に高く、約2000件以上の施術を行っております。

リフトアップをご検討中の方は、お気軽にスワンクリニック銀座へご相談ください。

糸リフトによる感染症はごく稀にある


糸リフトは顔のたるみ改善で、糸を皮下組織に挿入してフェイスラインのリフトアップ効果を得る低リスクの美容外科手術です。

糸リフトに使用される糸は医療現場で用いられる安全性の高い素材です。

しかし体内に異物を挿入する以上は感染症やアレルギー反応などのリスクはゼロではありません。

感染症が重大な場合は、抜糸が必要になるケースもあります。

溶ける糸は徐々に体内に吸収されるため、感染症のリスクは低いとされています。

しかし溶けない糸は、体内に異物として残り続けるため、溶ける糸に比べると感染症のリスクが高い傾向があります。

「溶けない糸=感染症になる」わけではありませんが、糸の種類によって感染症のリスクが異なることを理解しておくことが大切です。

感染症の症状

糸リフトを挿入した部位に下記のような違和感があった場合は感染症の可能性があります。

  • 赤く腫れている
  • 熱感や強い痛み

施術後に熱感や痛みが増していくときは、感染症の可能性が高いので受診しましょう。

糸リフトの感染症以外のリスク

糸リフトで感染症以外の合併症として以下のものが挙げられます。

  • 糸を入れた部分の凹凸
  • 腫れや内出血、血腫
  • 左右差

それぞれ確認してみましょう。

糸を入れた部分の凹凸

糸リフトを受けた部位の凹凸が気になるケースがあります。

特に太い糸を使用すると凹凸が出やすくなります。

また皮膚の薄い方は、糸を挿入してすぐは凹凸が目立ちやすい傾向にあります。

糸を挿入してすぐの場合はまだ馴染んでいないことがほとんどなので、時間の経過とともにおさまることもあります。

1週間経過しても凹凸が解消されないという場合は、糸を追加挿入したり、へこみにヒアルロン酸注入をするなど、追加施術が必要となる場合もあります。

クリニックに連絡しましょう。

腫れや内出血、血腫

施術時は皮膚に針を刺して糸を挿入しますので、多少の腫れや内出血は出ます。

稀ですが糸が太い血管に当たりピンポン玉サイズの血腫になることがあります。

時間が経つにつれて必ず改善されるので、ご安心ください。

左右差

糸リフトを行うことで、仕上がりに左右差が出てしまう可能性があります。

もともとのお顔の左右差というのもありますので、完全に左右対称に仕上げることは難しいこともあります。

当院では経験豊富な医師が可能な限り左右対称になるように施術を行いますし、術中、患者様に鏡で確認してもらいご納得いただいた上で施術を進めております。

糸リフト後に気を付けること

糸リフト後のダウンタイムが長引かないために次のことを気をつけましょう。

  • 顔をできるだけ触らない
  • 口を大きく開けない
  • 激しい運動や飲酒をしない
  • 熱い湯船につかったりサウナはNG
  • ハイフやマッサージ等の施術を避ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

顔をできるだけ触らない

糸リフトの施術後は、顔には刺激を与えないようにしましょう。

施術部位を触ると、糸の位置が動いたり内出血が長引いたりするおそれがあります。

糸やトゲ(コグ)が皮下組織に定着するまでの目安は、1〜2ヶ月ほどです。

少なくとも施術後1ヶ月は、顔を刺激しないように意識しましょう。

口を大きく開けない

施術後は口を大きく開けないようにしましょう。

トゲ(コグ)が定着していない段階で大きく口を開けると、皮膚の中で引っかかっているコグが外れるおそれがありせっかくリフトアップした組織が元に戻ってしまう可能性があります。

激しい運動や飲酒をしない

筋肉トレーニングやランニングなどの激しい運動や飲酒を避けましょう。

血流が良くなり施術部位の赤みや腫れが長引くおそれがあります。

施術直後は安静にしましょう。

運動や飲酒をしてしまい赤みや腫れが生じた場合は、清潔なガーゼの上から保冷剤を使ってクーリングを行いましょう。

熱い湯船に浸かったりサウナはNG

糸リフトの施術直後の入浴は、シャワーだけにしましょう。

湯船に浸かることやサウナは血行がよくなり、施術部位の赤みや腫れ、内出血が長引いてしまいます。

ハイフやマッサージ等の施術を避ける

糸リフトの施術後は、最低でも1ヶ月間はハイフやマッサージなどの施術を行えません。

糸リフトのあとにハイフの施術を受けたい場合は糸リフトの治療歴を必ず伝えましょう

ハイフは機械によって出力が異なりますので、時期によっては糸リフト後にやって良いものやらない方が良いものがありますので医師に相談するのが安心です。

まとめ


糸リフトはメスを使う施術と比べて手軽で、ダウンタイムが少ないといった特徴があります。

リスクをご理解の上、糸リフトの施術を検討して自分の理想に近づけるものを選ぶようにしましょう。

スワンクリニック銀座では患者様一人ひとりのお顔の状態やバランスを考慮し、お悩みの改善と自然で美しい仕上がりを実現しています。

糸リフトを自然に美しく仕上げるなら、実績を誇るスワンクリニック銀座へご相談ください。

お悩みをしっかりとお聞きし、適切な治療をご提案させていただきます。

記事監修医師プロフィール

医師

中島 悠希

経歴
2015年日本医科大学 卒業
2017年慶應義塾大学形成外科 入局
以後、関連病院形成外科勤務
2024年スワンクリニック銀座 入職
資格
日本形成外科学会形成外科専門医
日本形成外科学会
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