2024.09.19:コラム
膣のゆるみは多くの女性が悩む問題で、様々なトラブルを引き起こします。
この膣のゆるみにはヒアルロン酸注入が有効な解決法です。
この記事では、膣のゆるみの原因とヒアルロン酸注入による改善方法を解説します。
スワンクリニック銀座ではプチ膣縮小術を提供しています。
興味がある方はぜひ当院までご相談ください。
膣のゆるみは、多くの女性が抱える悩みの一つです。
膣のゆるみが起こる原因について、以下で詳しく解説します。
年齢を重ねると、体全体の筋肉が弱くなるのと同様に、膣の周りの組織もその弾力と収縮力を失いやすくなります。
また、筋力が低下することで膣・尿道・肛門を支える骨盤底筋の強度も低下します。
これにより、膣の支えが弱まり、ゆるみが生じる可能性が高くなります。
特に、女性ホルモンであるエストロゲンの減少は、膣の弾力が低下する一因となります。
出産によって膣が大きく引き伸ばされることで、膣のゆるみが生じる場合があります。
また、出産時には骨盤底筋にも大きな負担がかかり、骨盤底筋が引き伸ばされたり、場合によっては断裂したりすることがあります。
このようなダメージは、膣の弾力性や収縮力を低下させ、ゆるみを引き起こす原因となります。
運動不足も膣のゆるみの原因となります。
骨盤底筋も他の筋肉と同様に使わなければ衰え、膣の引き締め力が低下します。
特に、長時間座っていることが多い人や、運動習慣がない人は注意が必要です。
肥満も膣のゆるみに影響を与える要因です。
体重の増加により骨盤底筋にかかる負担が大きくなります。
余分な体重は骨盤底筋に常に圧力をかけ続け、その結果、骨盤底筋がダメージを受けやすくなり膣のゆるみに繋がります。
膣がゆるむことによって以下のような問題が引き起こされます。
以下でそれぞれの問題について詳しく解説します。
膣がゆるむと、性交時の刺激が弱くなり、感度が低下します。
これにより、性的満足感が得られにくくなり、性行為に対する興味や楽しみが減少する可能性があります。
膣にゆるみがあると、入浴の際に膣内にお湯が入り、浴槽から上がった際に膣から水が出てくることがあります。
これは、膣の引き締め力が低下しているために起こる現象です。
また、性交時に空気が膣内に入り、膣からおならのような音が出ることもあります。
これらの現象は健康に直接影響を及ぼすものではありませんが、恥ずかしさや不快感を感じる原因となることがあります。
骨盤底筋の強度が低下すると、膣がゆるむだけでなく、膀胱や尿道を支える筋肉も衰えるため、尿漏れを引き起こす場合があります。
特に、笑ったりくしゃみをしたり、重いものを持ち上げたりする際に、膀胱や尿道にかかる圧力を支える力が不足し、尿漏れが起きやすくなります。
骨盤底筋のゆるみが進行すると、骨盤底筋によって支えられていた子宮や膀胱、直腸などが下がり、膣から出てきてしまうことがあります。
これを骨盤臓器脱(性器脱)と呼び、非常に不快で生活に支障をきたす状態です。
膣のゆるみは、膣へのヒアルロン酸注入で改善できます。
スワンクリニック銀座では、プチ膣縮小術として膣へのヒアルロン酸注入を行っています。
この施術の大きなメリットは、痛みがほとんどなく、手軽に受けられる点です。
笑気麻酔や静脈麻酔を使用するため、痛みを感じることはほぼありません。
これにより、痛みに対する不安を感じている方でも安心して受けることができます。
また、メスを使わず注射で行うため、傷跡が残らず、術後の痛みや出血のせいで日常生活に支障がでることはほとんどほとんどありません。
ダウンタイムが少なく、施術後はすぐに通常の日常生活に戻れるのが特徴です。
施術は20~30分と短時間で終了し、効果は約9ヶ月持続します。
忙しい方や遠方から来院される方でも、気軽に施術を受けることができます。
スワンクリニック銀座のプチ膣縮小術で得られる効果について、患者様へのアンケート結果をご紹介します。
多くの患者様が施術後に変化を実感されています。
(2024.5.30 第112回美容外科学会「安全で効果的な膣ヒアルロン酸注入術」)
プチ膣縮小術によって、性的意欲や感度の向上が見られました。
アンケート結果によると、性欲を感じる頻度について施術前には「ほぼ常にあるいは常に感じた」「大半感じた」と回答した方の割合は30%以下でした。
しかし、施術後にはその割合が50%以上に増加しています。
多くの患者様が、プチ膣縮小術によって性欲がより活発になったと感じています。
(2024.5.30 第112回美容外科学会「安全で効果的な膣ヒアルロン酸注入術」)
さらに、オルガズムの快感の程度についても大きな変化が見られました。
アンケート結果によると、施術前には「とても快感があった」と答えた方の割合は約20%でしたが、施術後には「非常に快感があった」「とても快感があった」と回答した方の割合が60%以上に増加しました。
この結果から、プチ膣縮小術によって膣が引き締まったことで、より強い快感が得られることがわかります。
多くの患者様が、膣の引き締まりによって感度が向上し、オルガズムの頻度と強度が増したと報告しています。
(2024.5.30 第112回美容外科学会「安全で効果的な膣ヒアルロン酸注入術」)
ヒアルロン酸を注入することで、膣の引き締めだけでなく、膣の潤いを改善する効果も期待できます。
ヒアルロン酸は水分を保持する能力が高く、膣内に注入することで潤いを増す効果があります。
アンケートの結果でも、この効果は顕著に現れています。
施術前には、膣の濡れが「全くなかった」または「少しあった」と回答した方が約40%いましたが、術後はこの割合が大幅に減少し、70%以上の方が「非常にあった」「とてもあった」と回答しています。
(2024.5.30 第112回美容外科学会「安全で効果的な膣ヒアルロン酸注入術」)
プチ膣縮小術によって膣のゆるみが改善されたことで、パートナーとの親密度も向上したという結果が出ています。
施術前は、パートナーに対しての親密な気持ちが「いつもよくあった」「非常によくあった」「よくあった」と回答した方の割合は50%程度でした。
しかし、施術後にはこの割合が約90%にまで増加しました。
これは膣の引き締まりにより性行為時の感度が向上し、深い満足感が得られるようになったためであると考えられます。
充実した性生活はパートナーとの時間を楽しくし、感情的な結びつきを強めます。
結果として、日常生活でもパートナーとの関係が良好になり、コミュニケーションが円滑になります。
膣のゆるみは、加齢や出産、運動不足、姿勢の悪さ、肥満など、様々な要因によって引き起こされ、多くの女性が抱える悩みの一つです。
この膣のゆるみを改善するための効果的な方法として、ヒアルロン酸注入が注目されています。
ヒアルロン酸注入によって膣が引き締まることで、性行為時の感度が向上し、満足度が劇的に上がることが期待できます。
スワンクリニック銀座では、プチ膣縮小術として膣へのヒアルロン酸注入を行っています。
膣のゆるみにお悩みの方は、ぜひスワンクリニック銀座へご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |