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副皮切除は失敗する?よくある失敗例や失敗を避ける方法について解説

2024.03.28コラム

副皮とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことを指します。

副皮が発達している方の中には、「見た目が悪い」「汚れが溜まりやすい」と言ったお悩みを抱えている人も少なくありません。

このような悩みを解消するためには、副皮切除という治療法が選択肢となります。

しかし、副皮切除で失敗することはあるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、副皮切除の失敗例と失敗を避ける方法について詳しく解説します。

スワンクリニック銀座では、副皮切除をはじめとした婦人科形成治療を提供しています。

デリケートゾーンにお悩みを抱えている方は、ぜひ当院にご相談ください。

副皮切除の失敗例

一般的に、副皮切除は失敗のリスクの少ない治療ではありますが、中には患者様自身が失敗したと感じる例もあります。

以下では、代表的な副皮切除の失敗例をご紹介します。

左右差がある

副皮はもともと形や厚みなどに左右差がある部位です。

この左右差を解消するために、副皮切除術では、副皮の形や厚みのバラつきを調整し、左右のバランスを整えます。

しかし、技術力の低い医師が手術を行うと、この左右のバランスが適切に考慮されないことがあります

その結果、術後に見た目や副皮の厚みにバラつきが残り、失敗と感じる場合があります。

切除しすぎた

副皮はスッキリとさせた方が見た目がきれいなので、しっかりと切除することが大切です。

しかし、中には切除しすぎて術後ツッパリ感が残ったり、瘢痕(きずあと)が白く目立ってしまうケースが見られます。

婦人科形成の執刀経験が浅い、もしくは中程度の医師にしばしばある失敗ですので、症例数の多い医師を選ぶことが大切です。

全体のバランスが悪くなった

副皮が発達している方々は、しばしば小陰唇も肥大している傾向が見られます。

そのため、副皮だけを切除してしまうと、逆に小陰唇が余計に目立ってしまい、女性器の全体的なバランスが悪く感じられることがあります。

一般的に、副皮切除は単独で行われることもありますが、小陰唇縮小やクリトリス包茎手術と同時に行われることが多いです。

これによって、女性器の見た目のバランスを保ち、違和感のない仕上がりが実現できます。

副皮切除を行う際は、専門のクリニックでの十分なカウンセリングと診察を受け、女性器の全体的なバランスを見て、慎重に治療内容を決定することが大切です。

副皮切除の失敗を避けるためにできること

副皮切除は、時には失敗したと感じることもあります。

しかし、適切な準備と注意を払うことで、副皮切除の失敗を避けることができます。

以下では、その方法について詳しく解説します。

腕の良い医師の在籍するクリニックを選ぶ

副皮切除は、手術を執刀する医師の技術力が非常に重要です。

成功するかどうかは、医師の経験や技術に大きく左右されます。

副皮の形や厚みを適切に調整し、全体的なバランスを見て仕上がりをデザインする力は、高度な技術と熟練した手技が必要です。

腕の良い医師の在籍するクリニックを選ぶためには、症例数や実績が多いかどうかが判断基準になります。

また、実際にそのクリニック治療を受けた方の口コミや評価などを参考選ぶといいでしょう。

カウンセリングを受ける

副皮切除を受ける前には、クリニックでのカウンセリングを受けることが大切です。

カウンセリングでは、自分の抱えるお悩みや理想の仕上がりをクリニックと共有することで、手術後の仕上がりについての不満や後悔を避けることができます。

また、バランスの良い見た目を実現するために、副皮切除以外の治療法やオプションを提案してもらうことがあります。

例えば、小陰唇縮小手術やクリトリス包茎手術など、他の手術を組み合わせることでより満足度の高い結果を得ることが可能です。

ダウンタイムの過ごし方を気をつける

副皮切除手術後のダウンタイム中の過ごし方には注意が必要です。

適切でないダウンタイムの過ごし方は、傷の治りが悪化し、仕上がりに違和感をもたらす可能性があります。

最悪の場合、再治療が必要になることも考えられます。

ダウンタイム中は、医師の指示に従い、患部を清潔にし、安静にして過ごしましょう。

スワンクリニック銀座の副皮切除が選ばれる理由

スワンクリニックでは、婦人科形成手術の圧倒的症例数を誇る医師による治療が受けられ、患者様からも好評をいただいております。

以下で、当院が選ばれる理由について詳しく解説します。

手術時間が短い

副皮切除をはじめとする婦人科形成手術の手術時間は、一般的に1時間〜1時間半と言われています。

しかし、スワンクリニック銀座では、経験豊富な医師が適切な外科操作を行うことで、手術時間を平均30〜40分に短縮することが可能です。

経験豊富な医師が執刀することで、余計な部分を傷つけずに効率的に手術を進めることができます。

その結果、手術後の傷の治りが早く、患者様の負担も最小限に抑えられるのです。

傷跡が目立たない自然な仕上がり

スワンクリニック銀座の婦人科形成手術は傷跡が目立たない自然な仕上がりが特徴です。

当院では、皮膚の先端をV字に切除し、その後縫合を行います。

この手法により、縫合した部分に余分な厚みが残らず、違和感のない自然な仕上がりを実現できます。

さらに、手術時には表から見える縫合糸を極力目立たないようにする中縫いという手法を採用しています。

この中縫いは、皮膚の表面に縫い目が残らず傷跡が目立たないため、手術を受けたことが周囲に知られることもありません。

出血や痛みが少ない

スワンクリニック銀座の婦人科形成手術は、他のクリニックの手術に比べて圧倒的に出血や痛みが少ないとされています。

当院で手術を受けた患者様から得られたデータによると、術後の出血は平均5.0日であり(一般的には2週間程度)、手術の痛みの程度は、最も痛いとされる手術当日および翌日でも10段階評価で平均1.8となっています(0が無痛、10が最も痛い)。

このデータから、スワンクリニック銀座の婦人科形成手術は、術後の出血や手術の痛みが軽減されていることが分かります。

特に痛みに敏感な方でも、安心して手術を受けることができると言えるでしょう。

スワンクリニック銀座の副皮切除の症例写真

当院で副皮切除を受けられた患者様の症例写真をご紹介します。

手術前では、小陰唇と副皮の左右差があり、片側だけが大きく発達しているのが分かります。副皮が厚くなっているのも気になります。

そこで、当院で副皮切除と小陰唇短縮手術を行いました。

手術後、皮が厚く発達していた副皮がすっきりとした見た目になり、小陰唇の大きさや左右差も解消され、バランスの良い見た目が実現しました。

この患者様のように、副皮や小陰唇に左右差があると、見た目のバランスが気になることがあります。

また、大きく発達している部分が下着に擦れて痛みを感じたり、汚れが溜まりやすいなどのお悩みも生じることもあります。

そのため、衛生面や見た目を整えるためにも、クリニックでの手術をおすすめします。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師