2024.03.26:コラム
50代を迎える頃、顔のたるみやそれに伴うフェイスラインの崩れ、ほうれい線など加齢による悩みは多くなっていきます。
加齢による悩みの多くは原因が1つではなく複数の原因が絡み合っているため、改善の手法はより複雑になります。
スワンクリニック銀座がご提案する糸リフト複合術では、悩み別にいくつかの手法を組み合わせたコースをご用意しているため、より自然に悩みを改善することができます。即効性を実感できる糸リフト複合術は、すぐに効果を実感したい方にもおすすめです。
今回は、実際の50代の女性が受けた症例を紹介するほか、加齢で顔がたるむ原因についても詳しく解説します。
たるみによる悩みを即効で改善したい方は、スワンクリニック銀座にご相談ください。
年齢があがるにつれたるみは進んでいきますが、50代以降になると骨や筋の減少もたるみの大きな原因となってきます。
具体的には上あごや下あごの骨の縮小によりバランスが崩れてたるみやすくなり、顔全体が老けた印象を作り出すこととなります。
また、表情筋が縮小することで皮膚や脂肪を支えきれなくなり、顔全体のたるみが進行することも大きな問題です。
他にもたるみによって生じる悩みには、小鼻から口横にかけてできるほうれい線や口の端から下にかけてできるマリオネットラインなどがあげられます。
先に述べたように、加齢によってできるほうれい線やフェイスラインの崩れなどの悩みには、下垂と骨や筋の萎縮など複数の原因があります。
悩みの改善のためには、糸リフトで引き上げるだけでは不十分でヒアルロン酸の注入など複合的な施術を行う方が効果的で、自然な仕上がりを目指すことができます。
たるんだ皮膚は糸リフトで元の位置まで引き上げ、凹んでしまったシワ部分にはヒアルロン酸を注入するなど、それぞれの原因に対処していくことが自然な改善には有効です。
たるみの改善には、切開リフトも効果的ですが、特に即効性がある治療として糸リフトをおすすめするのは2つの理由からです。
糸リフトは施術直後でも効果を実感できるため『すぐに改善したい』と即効性を求める方には最適といえるでしょう。
また、ダウンタイムが短く腫れや出血が最低限のため、日常生活への負担が小さい点も魅力で、施術後すぐに効果を感じつつ日常とほとんど変わらない生活をおくることができます。
50代のたるみからくるお悩みを糸リフト複合術で改善した、当院の症例をご紹介します。
当院では、フェイスラインの崩れとほうれい線リフトなど、糸リフト複合術としてお悩みごとにコースを設定しております。
頬の皮膚が下垂し、頬コケと顔下部分のフェイスラインの崩れが見られました。
下垂した皮膚を糸リフトで引き上げ、リフトの持ちがよくなるようにボトックスで筋の引っ張りを緩めています。
糸リフトの施術後1ヵ月の頃にHIFUで糸周辺を引き締めると、より長持ちさせることができるためおすすめです。
あご下のくびれは生まれつきの骨格筋の形状によってもたるみやすくなりますが、加齢によるたるみは皮膚と筋のたるみと下あごの骨の後退が原因で起こります。
あご下リフトの複合術では糸リフトでくびれを作成し、下あごの後退分をヒアルロン酸注入で補うため、自然なあご下くびれを取り戻すことができます。
頬の下垂はほうれい線を深くする原因となります。
下垂した皮膚を元の位置に戻し、糸リフトの引き上げだけでは埋められないほうれい線の凹みにはヒアルロン酸を注入しています。
ボトックスを少量注入することで、糸の持ちを良くするとともに筋のこわばりをゆるめ、小顔効果も期待できます。
ほうれい線やマリオネットラインの原因となる口横のたるみは、下あごの骨や脂肪の萎縮と組織が滑り落ちてきて口横にたまることで起こります。
糸リフトで滑り落ちている土台を引き上げ、ほうれい線やマリオネットラインにできた凹みにヒアルロン酸を注入しています。
ほうれい線やマリオネットラインが無くなるまで糸リフトで無理に引き上げると不自然な仕上がりになるため、凹みはヒアルロン酸で埋めるようにすると自然に仕上がります。
糸リフトはダウンタイムも短く、たるみが引き上げられる効果も即実感できるため、たるみ改善に即効性のある治療としておすすめです。
50代以降の悩みの多くの原因は、骨や筋の縮小や下垂などの複数の要素が原因となっている場合が多くなります。
そのため悩みを自然に解消するためには糸リフトだけでなく、ヒアルロン酸やボトックスなど複数の手法で取り組むことが効果的です。
スワンクリニック銀座では、ほうれい線やフェイスラインなど悩み別に糸リフト複合術を提供しているため、自然な仕上がりで悩みの改善を目指すことができます。
自分にあう糸リフト複合術がどれになるか知りたい方は、気軽にカウンセリングを受けてみてください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |