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小陰唇のできものは婦人科に受診しましょう!デリケートなお悩みはスワンクリニック銀座へ

2024.01.26コラム

小陰唇などの女性器周辺に「できもの」や「イボ」ができてしまったとしても、ナイーブな箇所なため気軽に人に相談しにくいでしょう。

放置してしまったり自分でできものを潰してしまったりする方もいるかもしれませんが、絶対にしてはいけません。

小陰唇などの生殖器のできものは、性感染症や悪性の腫瘍の可能性も考えられます。

性感染症や悪性の腫瘍の場合は、症状が悪化したり将来の不妊の原因となることもあるため、生殖器のできものは放置せず必ず婦人科を受診しましょう。

スワンクリニック銀座では婦人科形成の専門クリニックとして、審美目的だけではなく日常生活でのケアのしやすさのための小陰唇縮小術もおこなっています。

当院は医学の力で女性に寄り添い、快適で幸せな生活に導けるよう患者様おひとりおひとりのお悩みに寄り添ってご対応いたします。

この記事では、小陰唇のできものについて、原因の種類と一部の予防方法を紹介します。

小陰唇のできものは婦人科へ受診しましょう

小陰唇のビラビラやその周囲に「できもの」ができてしまったら、重大な病気や性感染症の可能性もあるため、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

小陰唇のできものの原因と予防方法について紹介します。

小陰唇のできものの原因

小陰唇のできものの原因は、「性感染症によるもの」「皮膚の炎症によるもの」「生理現象や体質によるもの」の3種類です。

「できもの」といっても赤いニキビのようなものや、膿っぽさをもつ白いものなど種類はさまざまです。

治療が必要なものと自然に治るものとでは似ているものも多く、医師でも見た目だけでは判断がつかないものもあります。

性感染症

尖圭コンジローマや性器ヘルペス、梅毒といった性感染症が原因で、小陰唇などの陰部周辺、肛門付近にポツポツとしたイボやしこりができることがあります。

性感染症の原因ウイルスに応じた治療が必要で、放置していると自分自身の体調悪化だけではなく、パートナーへ感染させてしまう恐れのあるこわい病気です。

皮膚の炎症

「毛包炎」といって、毛根を包んでいる毛包が炎症を起こしてしまい、できものが作られることがあります。

陰毛を剃毛したときなどに毛穴が細菌感染をおこして、ニキビのように赤く小さく腫れます

また、皮下腫瘤という「しこり」にようなものが皮膚の下にできることもあり、良性と悪性の2種類あります。

生理現象や体質

体質が原因で、とくに病的なものではありませんがフォアダイスや真珠様小丘疹とよばれる白くて小さなぶつぶつができることがあります。

フォアダイスは脂肪のかたまりで病気ではありませんが、性感染症の尖圭コンジローマと似ているため正しく診断する必要があります。

小陰唇のできものを見つけたとき

小陰唇にできものを見つけたとき、自分でできる適切な対応は以下二つとなります。具体的にみていきましょう。

放置せずになるべく早く婦人科を受診

デリケートゾーンのトラブルは医療機関へ受診するのに勇気がいるかもしれませんが、なるべく早く婦人科を受診しましょう。

治療が必要な性感染症や皮膚の炎症か、そうでないものかは素人には判断がむずかしく治療が必要であれば治療薬を使うこともあります。

できものは自分でつぶさない

できものは潰さずに、婦人科を受診しましょう。

できものによっては水泡状になっていて、潰れたところからの滲出液で症状が悪化してしまったり広がってしまうこともあります。

小陰唇のできものの予防のために

小陰唇にできものを作らないための予防法の一部を紹介します。

性感染症の予防に努める

性感染症は、誰しも感染する可能性があります。

性行為のときには必ずコンドームの着用をしましょう。

外陰部を清潔に保つ

外陰部は分泌物が多く、蒸れやすい箇所です。

排泄をするところでもあるので汚染されやすく、清潔を保つのが案外むずかしい箇所でもあります。

洗えばよいということでもなく、ゴシゴシと石鹸で膣のなかまで洗ってしまうと自浄作用を落としてしまい返って抵抗力のない状態になってしまいます。

正しい外陰部の洗い方は、もこもこの泡で指の腹をつかってヒダの間を優しく洗うようにすることです。

小陰唇と大陰唇の間やヒダに汚れがたまりやすいので、泡で優しく洗ったあとはぬるま湯で流すようにしましょう。

小陰唇縮小術で外陰部のケアをしやすくする

小陰唇の大きさや形はひとによって差がありますが、女性ホルモンの変化や出産、加齢によって皮膚が伸びてヒダが大きくなることがあります。

小陰唇が大きく膣内に巻き込んでいたりすると、排泄後の清潔を保つのがむずかしかったり日常生活で蒸れやすかったりします。

細菌が発生しやすく臭いもでやすい状態になってしまうので、婦人科形成術である小陰唇縮小術は小陰唇をケアしやすくするための手段のひとつとして紹介します。

女性器のお悩みや美容医療はスワンクリニック銀座へ

小陰唇のできものは、感染症の疑いもあり放っておくと気付かないうちに悪化したりほかの疾患へ発展してしまうおそれがあります

デリケートな箇所だからこそ、実績のあるスワンクリニック銀座へご相談ください。

美容医療、婦人科形成として患者様に寄り添ってサポートしていきたいと考えております。

お悩みやご相談は、お問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師