2023.10.27:コラム
糸リフトは、特殊な糸を皮膚に通して顔をリフトアップさせる人気の施術です。
美容医療を受ける際に、患者さんにとって気になるのは、施術後に傷跡が残ったり目立ったりすることではないでしょうか?
実は、糸リフトはメスを使わないため、傷跡がほとんど目立たないのが特徴です。
この記事では、糸リフトの傷跡が目立つのかどうか、傷跡を残さないためにできることを解説します。
糸リフトをお考えの方はぜひ参考にしてください。
糸リフトは、メスを使わずに行う施術のため、傷跡が残ったり目立ったりすることが少ないのが特徴です。
一般的に、糸リフトの施術ではこめかみの周辺や頭髪内から専用の糸を皮膚内に挿入し、それを引いて肌をリフトアップさせます。
これによって生じる傷跡は、通常、こめかみ周辺に点状の痕跡として現れますが、髪の毛で簡単に隠すことができ、しかも最終的にはほとんどわからなくなります。
そのため、他人から見て目立つことはほとんどないと言えるでしょう。
また、この傷跡は施術後一週間程度でかさぶたになり、自然に治癒していきます。
糸リフトはほとんど傷跡が残らない施術ではありますが、施術後の過ごし方によっては傷の治りが遅くなったり、傷跡が残る可能性もあります。
ここでは、傷跡を綺麗に治すために気をつけることを解説します。
傷跡を最小限に抑えるためには、施術直後の傷が完全に治癒していない状態で、傷口に過度に触れないように注意が必要です。
施術直後は顔に違和感があったり、凸凹が気になり、ついつい施術箇所を触ってしまうことがありますが、この行動は傷跡や合併症のリスクを高めるおそれがあります。
傷が完全に治りきっていない状態で傷口に触れると、細菌感染の危険があり、感染症や炎症のリスクが増加して傷跡の治癒が遅れる可能性があります。
さらに、傷口を触ったり擦ったりすることで、色素沈着の原因となることも考えられます。
施術直後は患部を清潔に保ち、できるだけ触らないようにすることが大切です。
これにより、感染のリスクが軽減され、傷が綺麗に治癒することにつながります。
糸リフトの傷跡を残さないためには、クリニック選びも重要です。
糸リフトを美しく仕上げるためには、施術を行う医師の経験と技術力が不可欠です。
経験豊富で高度な技術を持つ医師が施術を行うことで、傷跡を最小限に抑え、施術箇所をできるだけ自然に仕上げることが可能となります。
さらに、クリニックのカウンセリングやアフターフォロー体制も重要な要素です。
カウンセリングでは、自身の希望や不安、傷跡を残したくない旨を伝えることができ、配慮を受けながら施術が行われます。
また、アフターフォローが整っているクリニックでは、施術後の経過やトラブルに対して迅速に対応してくれるため、万が一傷跡にトラブルが起こったとしても、悪化する前に対処することができます。
スワンクリニック銀座での糸リフトの施術直後の症例写真をご紹介します。
以下の写真は、当院で行った糸リフトの施術を受けた患者様の症例写真です。
右側が施術直後の写真です。
糸リフトの仕上がりの美しさはもちろんのこと、施術箇所の傷跡がほとんど目立たないことがわかります。
この点が、当院の糸リフトの大きな特徴の一つです。
次にこちらの写真は顎下の糸リフトを行った患者様のものです。
右端の写真が施術直後のものですが、横から顔を見た状態でも傷跡がどこにあるのか分からないほど自然な仕上がりになっています。
このように、当院の糸リフトでは、腫れや顔の違和感、傷跡などが目立ちにくく、自然な美しさを実現できます。
一般的に、糸リフトは傷跡がほとんど目立たない安全な美容施術の一つとして知られています。
しかし、美容施術においては、個人差や施術の質によって結果が異なることがあるため、施術後の過ごし方とクリニック選びは極めて重要です。
スワンクリニック銀座は、この点に特に配慮し、経験豊富で確かな技術力を持つ医師陣が施術を担当しています。
また、患者様のお悩みや美容の希望に細心の注意を払い、個別のニーズに合わせた施術プランを提供できるように努めています。
糸リフトをご検討中の方は、ぜひスワンクリニック銀座へご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |