2023.10.26:コラム
ダウンタイム中の腫れが心配だから、と整形手術を受けることをためらってはいませんか。
たとえ数日でも顔が腫れてしまうと困りますし、どの程度腫れるかわからないと不安でなかなか手術に踏み切れないものです。
美容整形で顔の腫れを早く治す一番の方法は、腫れの少ない手術を行える技術のあるクリニックで手術を受けることです。
この記事では、腫れの少ない手術を受けるために大切なポイントを解説します。
もし腫れてしまったときのために、腫れを早く治す方法もお伝えしますので最後までご覧ください。
腫れない手術でお顔の悩みを解決したいとお考えの方は、スワンクリニック銀座へご相談ください。
整形手術は多かれ少なかれ腫れを伴いますが、腫れの程度は医師の技術やクリニックのレベルによって大きく変わってきます。
手術による顔の腫れには、直後にあらわれる腫れと、手術後数日〜数週間の間にあらわれる腫れがあります。
まずは、それぞれの腫れについて解説します。
手術直後の腫れは局部麻酔の影響が大きいため、麻酔薬の配合や麻酔針の細さなどクリニック独自の工夫がされています。
手術直後の腫れは痛々しく感じるかもしれませんが、数時間でひいていくので安心してください。
しかし、少しでも腫れを抑えたいと思う方は、クリニックの取り組みにも注意が必要です。
麻酔薬の配合や麻酔針の細さを工夫することで、麻酔による手術直後の腫れを抑える努力をしているクリニックもあるため、クリニック選びの参考にしてください。
スワンクリニック銀座では、希望された患者様にではなく全ての患者様に独自の麻酔薬を使った腫れにくい麻酔を行っております。
切開はもちろん、糸リフトなどの手術でも医師の腕によって腫れの程度は大きく変わります。
手術の際に医師に無駄な動きが多く、必要以上に出血があると腫れが大きくなってしまいます。
腫れにくい部位を見極め、なるべく患部を刺激しないような手技を行うことは、十分な経験や知識、技術を持っていなければできないことです。
手術後数日から数週間の顔の腫れを抑えるためには、実際の口コミやクリニックの手術件数などを参考にクリニック選びをするといいでしょう。
顔の悩みに対するアプローチは1つではないため、顔の腫れが少ない手術や手法を選ぶのも1つの方法です。
初めから「切開リフトをする」と決めてクリニックを受診するのではなく、悩みを医師に相談し、解決する手段は医師の提案を受け容れることも大切です。
経験豊富な医師であれば、より良い解決策や日常生活を犠牲にしないベストな手法を提案することも可能です。
例えば、たるみに対して切開リフトではなく糸リフトといったダウンタイムの短い手法を選ぶこともいいでしょう。
糸リフトだけでなく、ヒアルロン酸注射やボトックス注射を組み合わせた複合施術にすることで、糸リフトによる腫れを最小限に抑えることができます。
口横のたるみが気になりご来院された患者様で、糸リフトでしっかりと改善された方の症例を紹介します。
元々たるみはあるものの、肌のハリもあり皮下組織がとてもしっかりしていた方だったため糸がしっかりとひっかかり、綺麗にたるみを持ち上げることができました。
糸リフトとあわせて、ヒアルロン酸注入をすることで、ほうれい線やマリオネットラインの改善も行っております。
無理に糸リフトだけで改善しようとせず、必要な複合手術をすることで腫れを抑えることもできます。
高齢になると糸をかける組織自体がゆるみやすく、「糸リフトは持ちが悪くなる」と考え、切開しか方法がないと考えがちですが、一人ひとりの肌の状態を見ればそうでない場合もあります。
この患者様は、組織がとてもしっかりとしていたため、糸リフトでもたるみがしっかりともちあがりました。
当院ではカウンセリングで、ひとりひとりの肌の状態を見極めたうえで最適な施術方法をご提案しております。
こちらの患者様は口横のぽこっとした部分の改善を希望してご来院され、脂肪溶解注射をされた症例です。
口横の施術は糸リフトでも引っ張りが強くすぐに元に戻ってしまう可能性があり、脂肪吸引では皮膚にたるみがでてしまうリスクがありました。
脂肪溶解注射は一カ月おきに1回、合計3回注射を行う施術で、右の写真は最終注射の日から1ヵ月後の写真です。
口横のぽこっとした膨らみがすっきりとしていることがわかります。
脂肪溶解注射は効き目に個人差があるため、皆様に同様の効果が期待できるわけではありませんが、腫れない手法の選択肢としては有効です。
美容整形では多かれ少なかれ腫れを伴うので腫れを早く治すためには、手術後の対処方法を知っておくことも大切です。
手術や手法の違いにより、手術後の過ごし方で注意する点が違うものもありますが、どの手術でも共通する腫れを早く治す方法を紹介します。
麻酔による腫れがひいたあとの腫れは炎症が起こっている状態のため、冷やすことで早く治りやすくなります。
腫れを酷くしてしまう行動としては、アルコールを飲み過ぎることや、サウナや湯船で長湯をすることなどがあげられます。
腫れている間は、なるべくアルコールを控え、お風呂はシャワーで短時間に済ませるようにするようにするといいでしょう。
また、顔を心臓より低い位置にすることも腫れが悪化することに繋がる可能性があるため、寝る際も枕の位置を調整し少し高めにすることをおすすめします。
腫れがある期間はなるべく無理をせず、安静に過ごすことが大切です。
美容整形の分野は日々進歩しているため、お顔の悩みを改善する方法は1つではありません。
患者様自身が把握していない手法や手術でお悩みが改善できることもあるため、まずはカウンセリングを受けましょう。
顔が腫れたら絶対に困るという方には、より腫れが少ない方法で悩みを改善できるように提案することも可能です。
ダウンタイム中の生活の質も大切にしながら、患者様に一番の方法を一緒に検討させていただきます。
「ダウンタイム中の腫れが心配だから」と悩みを我慢せず、まずは気軽にご相談ください。
日常生活も大切にしながら、自分に最適な方法で悩みを解決したいとお考えの方は、スワンクリニック銀座でのカウンセリングをご検討ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |