2023.10.24:コラム
小陰唇を含めたデリケートゾーンにできものができると、悪い病気ではないかと不安になる方は多くいます。
デリケートゾーンは形や色などを周囲と比較することもできず、気軽に相談することも難しいため悩みはより深くなるでしょう。
実は、小陰唇にできものができる原因は、悪い病気だけではなくニキビなどの皮膚疾患や生理現象の場合もあります。
悩みすぎて辛くなってしまう前に、一度婦人科を受診することが良い判断です。
本記事では、小陰唇のできもの原因とその対処法を紹介し、併せて小陰唇縮小手術との関係についても解説していきます。
できものの原因が皮膚疾患や生理現象場合は、小陰唇縮小手術で予防することも可能です。
デリケートゾーンに関して、大きさや見た目、清潔感などの悩みをなくしたいとお考えの方は、スワンクリニック銀座へご相談ください。
小陰唇のできものは『生理現象で治療の必要がないもの』と『感染や悪化する可能性のある治療が必要なもの』に分けることができます。
できものが生じる性感染症には、尖圭コンジローマや性器ヘルペスなどがあります。
それぞれの性感染症でできるできものには見た目の違いがあり、痒みや痛みといったその他の症状があらわれる場合もあるため、不安な点があれば早めに婦人科を受診してください。
デリケートゾーンも顔や腕と同じようにニキビや毛嚢炎によるできものができることがあります。
ニキビや毛嚢炎といった皮膚疾患は症状が軽ければ自然に治っていくため、つぶさないよう触らずに、清潔に保つようにしましょう。
人に感染する心配はありませんが、痛みを伴うなど症状が強い場合は婦人科もしくは皮膚科への受診がおすすめです。
生理現象が原因の小陰唇のできものには、フォアダイスや真珠様小丘疹などがあげられます。
フォアダイスと真珠様小丘疹は、尖圭コンジローマとよく似た見た目の良性のイボで、治療の必要はありません。どちらも中身は皮脂や真皮成分の一部が線維化したものなので、生理的なものです。
しかし、尖圭コンジローマと見た目での判断は難しく、誤診されるケースもあるほど似ているため、自己判断は控え、不安な方は婦人科で相談するようにしましょう。
小陰唇にできものを見つけても、次の行為は絶対にしないようにしましょう。
どの種類のできものでも、自己判断でつぶすことは症状の悪化につながる可能性があります。
女性器を清潔にすることは大切ですが、洗いすぎは自浄作用を落とすことにもつながるため、適切な洗い方をこころがけてください。
できものの原因がはっきりしていないときは、婦人科を受診し必要な治療を受けるようにしましょう。
ニキビや毛嚢炎などの皮膚疾患に対しては、患部を清潔に保つことが重要になってきますが、生理現象である真珠様小丘疹もデリケートゾーンの衛生状態が関係しているといわれています。
小陰唇や大陰唇のヒダの裏側は恥垢がたまりやすく、性器の形状や大きさによっては洗いにくかったり、蒸れやすかったりなど清潔を保ちにくい場合もあります。
小陰唇縮小手術では見た目を整えることができるだけでなく、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなるというメリットもあります。
小陰唇の大きさはホルモンバランスや年齢によっても変化し、他の人と比較もできないため一般的な大きさもわかりにくいため悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
少しでも気になることがあれば、クリニックへ相談してください。
小陰唇縮小手術について、詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。
デリケートゾーンの悩みは他人に相談しづらく、たとえ医師であっても男性に治療されることに抵抗がある方もいらっしゃいます。
当院では女性医師がひとりひとりの悩みによりそい、丁寧にカウンセリングや手術をおこなっているため安心して受診いただけます。
さらに、手術後のささやかな疑問や不安にも寄りそえるように、ラインによるフォローアップも行っているため、安心して手術を受けられたと好評です。
デリケートゾーンに何かしらの悩みをお持ちの方は、小陰唇縮小手術を含めた婦人科形成症例数が日本一のスワンクリニック銀座へご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |