2024.01.26:コラム
糸リフトを初めて受ける方は「本数が少ない方が自然」で「多いと不自然」ではないかと心配している方もいらっしゃいます。
理想的な仕上がりになるのであれば少ない本数でも問題はありませんが、現実的には片側1〜2本、合計2〜4本の糸リフトで理想通りに仕上げることは難しいでしょう。
この記事では4本の糸リフトで施術が難しい理由を解説し、本数別の施術の症例を紹介します。
糸リフトの価格を「4本〇〇円」のように本数で設定をしているクリニックもありますが、実際に糸が4本でどのような施術ができるのかは、事前に確認をして施術を受けることをおすすめします。
糸リフトの施術で、自然な変化でありながらしっかりとかわる施術をご希望の方は、スワンクリニック銀座へご相談ください。
4本で満足のいく仕上がりを得られる限られたケースとは、糸リフトを定期的に行っている方で1年置きのメンテナンスの場合などです。
事前の糸リフトできちんとベースが持ち上がっていれば、気になるポイントだけを引き上げる施術で済むことがあります。
しかし、定期的なメンテナンスであっても、4本で確実に満足いく仕上がりになるわけではないため本数にはこだわらない方がいいでしょう。
たるみがほとんど気にならない状態でも、糸リフトの本数は4本で大丈夫とは限りません。
糸リフトの糸の本数が片側1〜2本で左右合計2〜4本の施術では、皮膚を点で支えることになるため糸への負担も大きく、たるみが元に戻るのも早くなる傾向にあります。
少ない糸の数では無理に引っ張り上げるため不自然にもなりやすく、仕上がりに満足いかないことが多い点も注意が必要です。
どのくらいの本数を入れたらいいのかはたるみの状態だけでなく、皮膚の柔らかさ、目的にもよるため、カウンセリングを受けないとはっきりとはしません。
初めての糸リフトは不安になるかもしれませんが、本数にこだわらず仕上がりを重視して、医師の提案を聞いたうえで本数を決めると安心でしょう。
スワンクリニック銀座では部位によって価格を設定しており、糸の種類も自由で本数も入れ放題のため安心して理想の状態を目指せます。
挿入する糸の本数は患者様の皮膚の柔らかさやたるみの状態により異なりますが、一般的には片側3本以上で合計6〜20本の糸を挿入するケースが多くなります。
片側に3本以上の糸を挿入すると、皮膚を面で持ち上げることができるためより自然に、無理のないリフトアップが可能となるためおすすめです。
ほうれい線とフェイスラインが気になると来院された患者様で、糸リフトを片側4本とヒアルロン酸注入の複合施術を行った症例です。
直後は麻酔の影響でやや頬のあたりが膨らんでいますが、1ヵ月後にはすっきりとされています。
ほうれい線はただ糸リフトで引き上げるだけでは凹みが埋まらないため、凹んだ部分にはヒアルロン酸を注入しました。
糸リフトだけでなく、ヒアルロン酸注入やボトックスなどと組み合わせることで、無理に引き上げすぎない自然な仕上がりが可能です。
糸をたくさん挿入したからといって、仕上がりが不自然になってしまうわけではありません。
こちらの患者様は、糸は3種類を使い分け、片側8本合計16本挿入ししっかりとリフトアップしていますが、自然な仕上がりになっています。
糸の本数は多めですが、組織が柔らかい方でしたので、リフトアップがなるべく持続するようにしっかりと施術を行いました。
施術内容は糸リフトで口横からフェイスラインにかけてをリフトアップし、糸への負担を減らすためエラボトックスと顎の輪郭を整えるヒアルロン酸を注入する複合施術を行っています。
糸の本数が多くても、ただやみくもに引き上げるのではなく、たるみを元の位置に戻すように引き上げることが自然な仕上がりのポイントです。
糸でしっかりとリフトアップができたら、皮膚が柔らかい方は持続させるために皮膚を引き締める作用のあるHIFUをおすすめしております。
糸リフトを少ない本数で価格を設定しているクリニックでは、本数が増えることで価格がアップするため抵抗を感じるかもしれません。
しかし、値段を気にしすぎて少ない本数にこだわるせいで、仕上がりに満足いかない結果になってしまっては本末転倒です。
本数で値段が変わるクリニックは、カウンセリングでどれくらい本数が必要かをきちんと把握して施術を受けるようにしましょう。
スワンクリニック銀座では部位によって価格を設定しており、糸の種類や本数に制限が無いため安心して施術を受けることができます。
理想の仕上がりを目指したい方は、スワンクリニック銀座でまずはお気軽にカウンセリングをご予約ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |