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糸リフトの糸がさわるとわかるのは失敗?原因や対処法を詳しく解説

2023.07.26コラム

糸リフトとは特殊な糸を皮膚に通してたるみをリフトアップする施術です。

顔にメスを入れる必要がないため、リスクが少なく手軽に受けられるという特徴があります。

糸リフトを行った方の一部には、「顔を触ると糸がわかる」「顔が凸凹している」と言った声があり、施術に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、糸リフト施術後の凸凹や顔を触ると糸がわかる場合の原因や対処法を解説します。

糸リフトを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

糸リフトが触るとわかる場合の原因

糸リフトが触るとわかる主な原因は、ダウンタイムによる一時的なものと、失敗によるものである場合があります。

以下で詳しく解説していきます。

ダウンタイムによるもの

糸リフト施術後は、肌に凸凹が生じることがあります。

これは、糸リフトが行われた際に皮下組織が持ち上げられることによって、肌表面に凹凸が現れやすくなるためです。

しかし、この凸凹は一時的なものであり、時間の経過とともに自然に改善されていきます。

通常、施術後の凸凹はおおよそ1週間から2週間程度で目立たなくなることがほとんどです。

糸リフトのダウンタイムや馴染むまでの期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

施術の失敗によるもの

施術から1ヶ月以上たっても、顔を触ると糸が入っているのがわかるときは施術が失敗している可能性があります。

こういった失敗の原因は、ほとんどが医師の技術不足によるものです。

顔に入っている糸がわかる感覚は、皮膚の薄い部分に糸が入っていたり、肌の薄さに対して糸が太い場合に起こります。

肌の浅い部分に糸が入っていると、糸のトゲの形状が表面に出て凸凹してしまったり、糸が透けて見えるケースもあります。

肌に糸を入れる際には、患者様の肌の厚みを考慮し、糸を入れる深さを調節したり、使用する糸の太さを変えることが必要です。

次の症例写真は、スワンクリニックの患者様の糸リフトの理想的な仕上がり例です。

こちらの写真は施術直後となりますが、違和感のない自然な仕上がりになっています。

ひきつれや凸凹などがなく、顔の左右差も改善されているのが確認できます。

このように、施術を担当する医師には、顔全体のバランスを見ながら、自然な仕上がりになるようにデザインする技術が必要です。

糸リフトが触るとわかる場合の対処法

糸リフトの施術後、肌を触ると糸がわかる感覚がある場合は、まずは糸が肌に馴染むまで様子を見ることが重要です。

先述した通り、糸が肌に完全に馴染んで違和感がなくなるまでには、通常1〜2ヶ月程度の時間がかかります。

施術直後は、肌に糸が存在することで違和感を感じることがありますが、焦らずに少しずつ状態が改善されていくことを期待しましょう。

重要なのは、施術後の肌に触れる回数を最小限に抑えることです。

糸が馴染む過程では、施術箇所を必要以上に触ることで雑菌が入り、感染症を引き起こす可能性もあります。

そのため、むやみに触ることを避けて、ゆっくりと時間をかけて糸が肌になじむのを待つことが大切です。

もし時間が経っても違和感が解消されない場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

決して自己判断はせず、医師の処置を受けることが必要です。

糸リフトで失敗しないためにできること

糸リフトの施術において、失敗を避けるためには適切なクリニック選びが重要です。

施術の失敗は、主に医師の技術不足によるものが多く、仕上がりは医師の腕に大いに左右される傾向があります。

そのため、糸リフトを受ける際には、症例数が多く、経験豊富な医師が在籍しているクリニックを選びましょう

さらに、クリニック選びで注目すべき点として、施術前の丁寧なカウンセリングがあります。

糸リフトは個々の状態に合わせた施術が必要なため、クリニックが事前に詳細なカウンセリングを行い、患者様の希望や目的を確認し、適切なアドバイスやプランを提案してくれるかが重要です。

適切なカウンセリングを受けることで、自身の状態や施術の内容について明確な理解が得られ、満足のいく結果が期待できます。

また、もし施術後に何らかの不具合やトラブルが発生した場合に備えて、アフターフォローの制度がしっかり整っているクリニックを選ぶことも大切です。

医師の経験と技術、丁寧なカウンセリング、アフターフォロー制度の確認を行い、安心して施術を受けることができるクリニックを選びましょう。

スワンクリニックの糸リフトは自然な仕上がりが特徴

スワンクリニックでは、糸リフト施術においては2,000件以上の症例経験を有する専門の医師による技術が提供されています

この経験によって培われた技術を活かし、顔の適切な位置を見極めて糸を入れることで、顔へのダメージを最小限に抑えることが可能です。

糸の挿入の際には痛みや施術後の腫れを最小限に抑える配慮がされており、安全性と快適さを重視した施術が行われます。

また、スワンクリニックの特徴の一つとして、患者様ひとりひとりに合わせたカスタマイズ治療が挙げられます。

カウンセリングの際に、患者様のお悩みや肌の状態を丁寧にヒアリングし、それに基づいて適切な施術プランを提案します。

個々のニーズに合わせて施術内容をカスタマイズすることで、より満足度が高く、綺麗で自然な仕上がりが実現するのです。

まとめ

糸リフトの施術後に顔を触ると糸がわかる感覚がする原因は、ダウンタイムと施術の失敗のどちらかが考えられます。

糸リフトの糸は、馴染むまでに時間がかかるので、まずは慌てずに様子を見ることが大切です。

しばらく様子を見ても違和感が解消されない場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

施術の失敗を避けるためにはクリニック選びが非常に重要です。

スワンクリニックでは症例数2,000件以上の医師により、患者様ひとりひとりに合わせた施術を行っています。

糸リフトを検討している方はスワンクリニックへご相談ください。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師