2023.07.26:コラム
糸リフトの糸が何かの拍子に糸が切れてしまうのではないかと、不安を抱える方はいませんか。
実際に施術後、日常生活の中でプチっと音がして「糸が切れてしまった」と感じる方がいらっしゃいますが、糸リフトの糸は簡単には切れません。
今回は糸が切れたような音がした原因やそのような際の対処法を解説します。
糸が切れたような音がした原因や糸の素材の種類を知ることで、糸が切れるといった不安を解消します。
糸リフトに興味のある方は、多くの患者様がもう一度受けたいと希望される糸リフトをおこなっているスワンクリニックへご連絡ください。
口を大きく開けた時などに「プチっ」と音がすると糸が切れたのではないかと不安になる方がいますが、きちんとしたクリニックで施術を受ければ、糸リフトに使用される糸が簡単に切れることはないので安心してください。
糸リフトに使用する糸の素材は手術の縫合に使われることもある、PDO(ポリジオキサノン)やPP(ポリプロピレン)など安全性の高い合成繊維です。
溶けるタイプの糸は体内で加水分解され、代謝されていきます。材質によってそれぞれの期間でゆっくりと分解されていくため、術後短期間のうちに切れるということはありません。
しかし、糸が水分と反応するという特性から、空気中の水分とも反応してしまいます。
そのため、管理状態の良くない施設で長期間保存された糸を用いると、糸がすでに脆くなっていて切れやすい、という可能性はあります。
価格が安すぎる場合は要注意です。
糸が切れたような音がする原因としては、糸が外れた音である可能性が考えられます。
糸リフトでは、糸のコグとよばれるトゲのような部分に皮下脂肪をひっかけてひっぱりあげます。
そのため、表情を大きく動かすと皮下脂肪をひっかけている部分が外れて、糸が切れたような音が生じることがあります。
糸が切れたような音がしても、大きな影響はないため糸を入れ直すなどの対処は必要ありません。
しかし、何度も糸が外れるのは仕上がりにも影響がでてくるため、糸が外れないように以下のようなポイントに気を付けるようにしましょう。
糸が皮下組織になじんでくる1週間程度までは、糸の存在を意識して生活することをおすすめします。
糸の素材や形状はさまざまありますが、素材には以下のようなものがあります。
溶ける糸でも、少なくとも1年ほどは皮膚の下に残っているといわれています。
詳しく糸の種類や素材について知りたい方は、こちらのリンクをご覧ください。
スワンクリニックでは、リフトアップしたい部位ごとで価格設定をしているため、患者様に糸を選んでいただく必要はありません。
担当医師が適切な糸や本数をご提案するため、安心して施術を受けていただくことができます。
糸リフトをご希望の方は、お客様一人ひとりにあわせたカスタマイズ治療を行っているスワンクリニックへご相談ください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |