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小陰唇のかゆみはどうして起こる?原因と改善策について解説

2023.07.11コラム

「小陰唇がかゆい」

「小陰唇のかゆみの原因は何?」

と、デリケートゾーンのかゆみでお悩みではないでしょうか。

陰部のかゆみの原因は1つではありません。

そこで今回は、かゆみの原因を知りたい方や、かゆみを改善したい方に向けて、小陰唇のかゆみについて解説します。

デリケートゾーンにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

小陰唇のかゆみの主な5つの原因とは

かゆみが生じる原因について解説します。

周りには言いにくい小陰唇や陰部のかゆみには、病気の可能性も潜んでいます。

かゆみを放置せずに、当てはまる原因がないかどうか確認してみてください。

アレルギー

新しい下着やボディソープを変えたときに、かゆみを引き起こす可能性があります。

下着の繊維やボディソープの成分が肌に合わないことによるかゆみです。

皮膚がかぶれてしまうこともありますので、かゆみが治らない場合は、婦人科や皮膚科を受診しましょう。

性感染症

クラミジアやトリコモナス症や梅毒、淋病などの性感染症によるかゆみは、性行為により引き起こされます。

性感染症の特徴は、陰部のかゆみだけでなく、おりものの量や色の変化です。

量が増えたり、カッテージチーズのようなおりものになったりします。

このように明らかにいつもと違う症状が出た場合は、迷わず婦人科へ行きましょう。

また、性感染症は、下腹部に痛みを感じることもあります。

細菌性膣炎

細菌性膣炎は感染症とは違い、強烈な臭いのおりものが特徴です。

膣の中で菌が活発化することで引き起こされます。

風邪を引いたり、疲れていたり、免疫が弱っているときに起こりやすいかゆみです。

また、陰部を清潔に保つために、陰部を洗いすぎると膣の自浄作用が弱まり、細菌性膣炎になりかねません。

この場合も婦人科を受診します。

更年期障害

女性ホルモンが減ってくる更年期に、陰部のかゆみが生じることがあります。

女性ホルモンが減ってくると、おりものの量や膣からの分泌物が減少し陰部が乾燥してしまうのです。

これが更年期に起きやすいかゆみです。

更年期障害の場合は、漢方薬や外用薬などを用いてかゆみを軽減させます。

蒸れ

長時間ナプキンを変えていなかったり、汗をかいて蒸れた状態だったりすると、かゆみを生じやすくなります

こまめにナプキンを変えたり、通気性の良い下着にしたりすることが大切です。

締め付けが強い下着も蒸れやすい場合があります。

夏場は特に蒸れやすいため、タイトなスキニーパンツよりも、ゆとりのあるサイズの洋服にすることもおすすめです。

蒸れている状態は、雑菌が繁殖しやすい環境でもあるため、なるべく清潔に保つことが大切です。

小陰唇のかゆみは手術で改善できる場合がある

小陰唇のサイズによっては、下着にこすれてかゆみが生じる場合があります。

小陰唇の大きさは蒸れやすさにも関わるため、陰部の病気がない場合は、小陰唇の手術を行うことでかゆみの改善を期待できます

小陰唇の大きさは、ホルモンバランスや老化により変化します。昔は気にならなかったという方も少なくありません。

また、小陰唇のサイズや形について他人には打ち明けにくいため、悩みを抱えたままの方もいるでしょう。

膣の中に雑菌が入らないように守る小陰唇ですが、大陰唇から大幅にはみ出るようなら、縮小手術をすることで悩みを解決できるかもしれません。

自分の小陰唇の大きさや左右差が気になる場合も、クリニックに1度相談してみることをおすすめします。

小陰唇のかゆみにお悩みの方はスワンクリニックへ

スワンクリニックでは、日帰りで小陰唇縮小手術が可能です。

女性特有の悩みである小陰唇のかゆみに悩んでいる方は少なくありません。

スワンクリニックには女性の医師が在籍しているため、安心してカウンセリングを受けられます。

また、スワンクリニックは症例件数が6,500件以上もあり、どんなお悩みも改善へと導いてくれる実績があります。

小陰唇縮小手術なら、縫い目が目立たず、再手術の必要がないほどキレイな仕上がりを目指せます。

手術の痛みや仕上がりに不安な方は、スワンクリニックにお気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師