2023.07.11:コラム
女性器の整形は、大きさや見た目を改善させるだけでなく、黒ずみも改善できる場合があります。
他人には相談しにくい女性器の悩みを抱えている方は少なくありません。
パートナーに指摘されることで気付くこともあるでしょう。
そこで今回は、女性器の整形の種類について解説します。
出産や加齢により女性器が変化したと感じる方や、匂いが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
女性器のよくある悩みについて解説します。
大陰唇や小陰唇のサイズが気になる、または左右差があるなどが当てはまります。
生まれつきの場合もありますが、年齢を重ねていくことや出産によって、大陰唇や小陰唇が肥大することも考えられます。
小陰唇については、大陰唇に挟まれているため隠れていますが、足を閉じた状態でもはみ出るなら施術を検討してみましょう。
小陰唇や大陰唇は、元々メラノサイトが多い部位です。
そのため、摩擦による炎症によって黒ずみが引き起こされることは考えにくく、下着による擦れや加齢が要因だとする考えは、必ずしも当てはまるものではありません。
実際に、黒ずみに悩んでいる方と、そうでない方の色味を比較しても有意差がないことがわかっています。
女性器の黒ずみは他人と比較できるものではないため、いわゆる”普通”の色味がわからずに思い悩んでしまう方が多いのも事実です。
小陰唇の大きさが黒ずみに関係しているとは言えないでしょう。
また、妊娠や出産を経験してから、黒ずみが気になる方もいます。
この場合は、ホルモンバランスによるものですが、出産からしばらく経過しても消えないケースもあると言われています。
大陰唇や小陰唇が左右非対称だったり、小陰唇と繋がっている副皮と呼ばれる部分が発達していると、見た目に影響が出ます。
副皮はひだのように重なっているため、垢が溜まりやすい部位です。
出産や加齢などによって緩みが生じます。
女性器周辺には、アポクリン腺と呼ばれる汗腺が存在しているため、特有の匂いを放ちます。
陰部の場合は特に蒸れやすいため、臭いを強く感じやすいのです。
「すそワキガ」と呼ぶこともあります。
アポクリン腺は、脇の下や乳輪周囲にもあり、臭いを放つのはフェロモンの働きとされています。
性行為に痛みを感じる場合に考えられるのが、処女膜です。
膜の一部が拘縮していると痛みを感じやすいという特徴があります。
ここからは、女性器整形の種類について解説していきます。
悩みを改善したい方は、以下の11種類の施術方法を参考にしてみてください。
大陰唇の内側にある小陰唇の余分な部分を切り取る方法です。
小陰唇の大きさや左右のバランスが気になる場合に適しています。
切り取ることで小陰唇の黒ずみを改善できることもあります。
また、小陰唇のサイズが改善されると蒸れにくくなるため、臭いの改善も期待できるのがメリットです。
小陰唇と大陰唇の間にある皮膚(副皮)を切除する方法です。
小陰唇との区別がつきにくい特徴があります。
2重3重になっていたり、片側だけに副皮があったり、個人差がある部位です。
小陰唇のサイズによっては、女性器のバランスを考慮して、副皮と小陰唇縮小術の併用も可能です。
余分な皮膚を取り除くことで、垢がたまりにくくなるでしょう。
クリトリスにかぶさっている皮膚(包皮)を切除する方法です。
包皮の量は個人差があり、全くない方はいません。
性行為での刺激により包皮が擦れて痛みを感じたり、かぶれてしまったりする場合は、切除することで痛みやかぶれの改善を期待できます。
清潔な状態を保ちやすくなり、性行為の感度もアップします。
破れた処女膜を元に戻す手術方法です。
裂けて切れた処女膜を細い糸で縫い合わせます。
処女膜を切開して、性行為の痛みを緩和させる手術です。
処女膜の狭い部分のみ切開するため、膣が緩くなることはありません。
女性器の臭いを改善させるための施術です。
エクリン腺からの分泌を抑える働きのあるボトックスを陰部に注射します。
繰り返し治療することで、長期間の効果を期待できます。
膣の内腔を狭くする方法です。
元々の体質や、出産や加齢によって、膣が緩く感じる場合に適しています。
縫合するのではなく、ヒアルロン酸を用いて行うため、施術直後から効果を実感できるのが特徴です。
メスを使う施術に比べてダウンタイムが少ないため、すぐに変化がほしい方に適しています。
小陰唇下部から肛門につながる皮膚を会陰部贅皮といい、この部分を切り取る方法です。
元々の体質や加齢により、伸びた皮膚が余ってしまった場合に適しています。
会陰部贅皮切除をすることで、出産時の会陰切開の傷跡を改善できることもあります。
性行為の感度をアップさせるための施術方法です。
Gスポットにヒアルロン酸を注入することで、男性器との摩擦を強くさせます。
注入する場所や量は、希望に合わせて決められます。
オーガズムを感じたことのない方や、パートナーとの時間を充実させたい方に適した施術です。
肛門周囲の余分な皮膚を取り除く方法です。
外痔核ができて治療後にシワとして残ってしまった場合や、出産後などに生じます。
排便後の拭き取りがスムーズにいかず、痛みやかゆみを伴うお悩みに適しています。
スワンクリニックでは、女性特有のお悩みに応じて施術が可能です。
どの施術も日帰りでできるため、育児や家事に忙しい方でも受けられます。
また、婦人科形成手術においては、6,500件以上の実績があります。
スワンクリニックの魅力は、手術が初めての方も安心できる丁寧な対応です。
婦人科形成手術を受けた方は、キレイな仕上がりに満足しています。
大きさや左右のバランス、臭いなど女性器に悩んでいる方は少なくありません。
女性器の悩みを抱えている方や手術に不安な方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。
スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士
福澤 見菜子
2006年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2008年 | 東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局 |
2012年 | 大塚美容形成外科 千葉院院長 就任 |
2017年 | 湘南美容クリニック 松戸院院長 就任 |
2019年 | 湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任 |
2020年 | 医学博士取得 |
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員 |
日本形成外科学会専門医 / 医学博士 |
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師 |