Dr.福澤見菜子インスタグラム Dr.福澤見菜子YouTube
  • HOME
  • コラム
  • スレッドリフトの効果がでる本数について解説!1本だけでは〇〇

スレッドリフトの効果がでる本数について解説!1本だけでは〇〇

2023.07.04コラム

切らないリフトアップとして人気が高いスレッドリフトですが、何本糸を挿入すれば効果的なのか知りたいという方も多いでしょう。

この記事では、スレッドリフトでたるみ治療を効果的に行うための本数について解説します。

なお、スワンクリニックの医師は、スレッドリフトの累計症例数が2,000件を超えており、様々なケースに対応していますので、お気軽にご相談ください。

スレッドリフトは何本挿入すると効果が出るのか

スレッドリフトの本数の目安として、片側で3~6本、両側で6~12本が多いです。

ただし、この本数は目安なので、引きあげたい部位やたるみの状態、使用する糸の種類で本数が増えることはあります

何本挿入すれば効果が出るかは、ひとり一人異なるのです。

フェイスラインだけ引き上げる場合と、フェイスラインとは別にほうれい線も目立たなくさせたいという場合は、本数が異なります。

先ほどの片側3~6本、両側6~12本というのは、フェイスラインに対しての本数です。

ほうれい線に対しても効果を出すには追加で片側2~6本の追加が必要です。

1本だけでは効果はない?

たるみが少ない場合、糸を1本挿入するだけでも効果はあるの?と気になる方もいるでしょう。

結論としては、1本では仕上がりが不自然となってしまうため、1本だけ挿入ということは行われていません

数本の糸を挿入するのには理由があります。

これは、1本の糸に負荷がかからないように引き上げる力を分散させて、自然にリフトアップさせるためです。

1本では線でしか引きあげることができませんが、本数が多いほど、線ではなく面で引きあげることができ、自然な仕上がりになります。

できるだけ少ない本数を希望される方もいますが、少ない本数ではバランスが取りにくくひきつれるリスクも高まります。

1本だけで自然なリフトアップ効果を得ることは難しく、引きあげ効果も低いことから、1本だけのスレッドリフトは基本的に行われていません。

本数ではなくどのように挿入するのかが重要

スレッドリフトは、何本挿入するのかという本数だけを重視しては失敗してしまう可能性があります。

本数だけでなく、全体のお顔のバランスをみて、希望されるデザインを確認し、たるみのメカニズムや顔の構造を考えながらデザインして挿入しなければいけません

おひとりお一人お悩みは異なりますし、状態も異なります。

そのため、簡単に〇本でたるみが改善されるとは言い切れないのです。

また、たるみの状態やお悩みによっては、スレッドリフトと他の施術を組み合わせることでさらに高い効果を得られることもあります。

挿入する糸の本数が多ければ効果も高まる?

本数が多ければよりしっかりとリフトアップできるのでは?と感じる方もいるでしょう。

これは間違いで、本数が多ければ多いほど効果が得られるというわけではありません

基本的に、クリニックでは医師が挿入する本数を決めるため、患者様から本数を指定することは難しいです。

スレッドリフトが向かない人もいる

スレッドリフトの施術は、全ての方に適応するものではありません。

たるみの度合いが大きい人や、皮膚が極端に薄い人、脂肪が少ない人などは、糸リフトだけでは期待する効果を得られない場合があります

スレッドリフトの症例写真

⁡スワンクリニックでのスレッドリフトの症例写真をいくつかご紹介します。

症例1

こちらの方は、糸リフトでしっかりと土台を引き上げてから、気になる口元のゆるみをサーマジェンで引き締め、ボトックスで過剰な引き込みを解除しています。

このような複合的な治療を行うと、より綺麗な仕上がりとなります。

症例2

こちらの方の場合、まだたるみは目立ちませんが、予防として受けても高い効果を得られるのがスレッドリフトの良い点です。

30代のうちに糸リフトを受けていれば、その後のたるみの進行度合いを遅らせることができます

スレッドリフトを受けるならスワンクリニックがおすすめ

スレッドリフトを受けたい場合、スワンクリニックがおすすめです。

スワンクリニックでは、スレッドリフトに向かないという方でも、組み合わせ治療でリフトアップさせることができたり、より適した施術の提案も可能です。

たるみを予防したい方も、たるみを改善させたい方もまずはご相談ください。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師