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糸リフトのやり方は?メリットや注意点を解説【肌のたるみ改善】

2023.01.21コラム

「糸リフトのやり方が気になるな」

「糸リフトのメリット、注意点を知りたい」

そんなことを考えている方に糸リフトのやり方について解説をします。

糸リフトは、たるみを引き上げる治療です。

糸リフトをご検討の方は、症例数2,000件を超えるスワンクリニックにお気軽にご相談ください。

糸リフトとは


糸リフトとは、特殊な糸を皮膚に入れ、肌のたるみを引き上げる治療です。

治療の痛みは小さく、すぐにたるみを改善できるのが特徴です。

治療できる部位は、頬やフェイスライン、口元、顎下などになります。

糸リフトは、肌のたるみの改善に効果のある治療です。

糸リフトのやり方

糸リフトは、トゲが付いている糸を皮膚の下にある皮下脂肪に入れ、肌のたるみを持ち上げます

老化などの原因で皮膚を支える働きをするコラーゲンを失うと肌がたるみます。

使用する糸には、コグといわれるトゲが付いています。

コグを皮膚の皮下脂肪にひっかけ糸を引っ張ると、肌のたるみを持ち上げられる仕組みです。

糸リフトの5つの効果

肌のたるみ部分にコグのついた糸を皮膚内に入れ引き上げると、以下の5つの効果が期待できます。

・たるみ改善

・たるみ予防

・肌が綺麗になる

・シワ改善

・小顔になる

たるみ改善

頬やフェイスライン、口元、目元などのたるみを糸リフトで引き上げると、たるみの改善が可能です。

糸を皮膚内の皮下脂肪に入れ、たるみを持ち上げます。

即効性があるため、治療後にはたるみの改善を感じられます。

たるみ予防

糸リフトをすると、たるみの予防が可能です。

皮膚内のコラーゲンが不足すると、肌のたるみの原因につながります。

コラーゲンとは、タンパク質の1つで、肌の弾力やハリを保つために重要な成分です。

糸を皮膚の真皮に入れると、糸周辺にコラーゲンが増えます。

結果、皮膚内にコラーゲンが増え、肌のたるみの予防につながります。

肌が綺麗になる

糸リフトをすると、皮膚内のコラーゲンが増えるため、肌が綺麗になりやすいです。

皮膚は以下の2層で構成されています。

・表皮

・真皮

真皮の部分に、体内の40%のコラーゲンが存在し、肌のハリやツヤ、潤いに大きな影響を与えています。

コグのついた糸を挿入すると、周辺の細胞が刺激されるためコラーゲンが増えます。

そのため、糸リフトをすると皮膚内のコラーゲンが増えるため、肌が綺麗になりやすいです。

小ジワが目立たなくなる

糸リフトをすると、小ジワが目立たなくなる効果を期待できます。

小ジワの原因はいくつかありますが、ひとつは皮膚内のコラーゲンの減少です。

糸リフトをすると、皮膚内で減少したコラーゲンを増やせます。

結果、小ジワが目立たなくなる効果を期待できます。

小顔になる

糸リフトをすると、小顔効果を期待できます。

糸で顔のたるみを引き上げるため、フェイスラインが引き締まります

糸リフトの3つのメリット

糸リフトをすると、以下の3つのメリットがあります。

・治療後に肌のたるみの改善が実感できる

・治療の痛みは小さい

・傷跡が目立たない

治療後に肌のたるみの改善が実感できる

糸リフトを行なうと腫れなどの副作用はありますが、落ち着くとたるみの改善がはっきりわかります。

肌のたるみを改善できる治療に、超音波を照射する「ハイフ(HIFU)」があります。

個人差はありますが、ハイフで効果を得られるまでには時間がかかります。

糸リフトの副作用が落ち着くと、たるみ改善の効果を実感できます。

治療の痛みは小さい

糸リフトをする前に麻酔を行なうため、治療の痛みはほぼありません。

ただし、麻酔を行っても痛みを感じる方もいます。

スワンクリニックは、治療者50人以上を対象に治療の痛みについてのアンケートを取っています。

無痛は0、激痛が10で答えてもらうと、平均は2.7の結果に。

つまり、痛みはかなり小さいことがわかります。

糸リフトの痛みは、麻酔の痛みで、糸の挿入自体は痛みはありません。

傷跡が目立たない

糸リフトは、治療の傷跡が目立ちません。

なぜなら、治療に使用する糸が細いため、皮膚に入れても傷は小さいからです。

肌のたるみを改善する「切開フェイスリフト」は、皮膚を切除するため傷跡が目立つことがあります。

糸リフトは針の大きさ程度の傷跡しか付かないため、メイクで簡単に隠せます。

糸リフトの治療をおすすめする方

糸リフトの治療をおすすめする方の特徴は、以下の3つです。

・レーザー治療では満足できなかった方

・たるみをすぐに改善したい方

・ほうれい線や頬、口元、顎下のたるみが気になる方

レーザー治療では満足できなかった方

ハイフのようなレーザー治療に満足できなかった方におすすめです。

ハイフは、皮下のSMAS筋膜に超音波を当てる治療で、肌のたるみを食い止める効果が期待できます。

レーザー治療後に糸リフトを行なうとたるみを予防しながら、たるみの改善を行なえます。

レーザー治療に満足できなかった方は、糸リフトをするのがおすすめです。

たるみをすぐに改善したい方

糸リフトは、すぐにたるみを改善したい方におすすめの治療になります。

なぜなら、糸で肌のたるみを持ち上げるため、すぐに効果が出るからです。

ハイフと比較しても、治療後に肌のたるみの改善を実感しやすいです。

ほうれい線や頬、目元、口元のたるみが気になる方

糸リフトは、ほうれい線や頬、口元、顎下のたるみの改善を期待できます。

ただし、たるみのボリュームが大きいと糸リフトのみでは効果を実感しにくいです。

ボリュームのある状態で糸リフトをすると、顔が不自然に崩れたり治療の効果が持続しません。

ハイフや脂肪溶解注射、脂肪吸引手術でたるみを落とし、糸リフトするとたるみの改善を実感しやすいです。

糸リフトをする際の3つの注意点

糸リフトは肌のたるみに即効性のある治療ですが、注意点はあります。

糸リフトをする前に、以下の3つをチェックすると良いです。

・糸リフトの持続時間は半年から長くて3年程度

・ダウンタイム期間は、腫れ、痛み、内出血が起きやすい

・糸リフトの追加は治療後すぐにできない

糸リフトの持続時間は半年から長くて3年程度

糸リフトの効果の持続時間は、個人差はありますが半年から長くても3年程度です。

治療後に肌のたるみが気になりはじめた方は、再度糸リフトをする必要があります。

糸リフトの効果は長くて3年のため、たるみが気になる方は継続して治療をする必要があります。

ダウンタイム期間は、腫れ、痛み、内出血が起きやすい

ダウンタイム期間は、腫れ、痛み、内出血の副作用が起きやすいです。

ダウンタイムとは、治療を受けて元の生活に戻れるまでの期間になります。

副作用は平均1週間で治る方が多いです。

なかには、副作用がない方もいます。

糸リフトの追加は治療後すぐにできない

糸リフトの効果に満足しなかった場合でも、すぐに追加で糸リフトをすることは通常はありません。

腫れがあるうちは、適切な判断や施術ができないからです。

どうしても糸リフトを追加したい場合は、担当のドクターと相談することが大切になります。

まとめ


糸リフトは、肌のたるみをすぐに改善できる治療です。

他のたるみの改善ができる治療と比較しても痛みが小さいため、安心して始められます。

最後にこの記事のポイントをまとめます。

・糸リフトは特殊な糸を皮膚に入れ、肌のたるみを引き上げる治療。

・糸リフトは、「たるみ改善」「肌が綺麗になる」「小顔になる」などの効果が期待できる。

・治療後にはたるみの改善が期待でき、痛みが小さい治療。

・糸リフトの効果の持続時間は半年か長くて3年程度。

糸リフトをご検討の方は、症例数2,000件を超えるスワンクリニックにお気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

スワンクリニック銀座院長/日本形成外科学会専門医・医学博士

福澤 見菜子

経歴
2006年慶應義塾大学医学部卒業
2008年東京大学医学部付属病院 形成外科美容外科 入局
2012年大塚美容形成外科 千葉院院長 就任
2017年湘南美容クリニック 松戸院院長 就任
2019年湘南美容クリニック 赤坂見附院院長 就任
2020年医学博士取得
資格
日本美容外科学会(JSAPS、JSAS) 正会員
日本形成外科学会専門医 / 医学博士
埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 ⾮常勤講師