2025.06.17:コラム
「久しぶりにストッキングを履いたら、痛みが気になった」
「小陰唇が大きくなっている気がするけれど、何が原因?」
小陰唇の不快感が強まり、気づけば大きくなっていたことに驚く方も少なくありません。
加齢による変化や病気ではないかと、不安を感じるケースもあります。
今回は、小陰唇の不快感の原因や、放置した場合のリスクを解説します。
小陰唇の大きさや不快感の悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。
(日本美容外科学会での発表資料より)
小陰唇が肥大する(大きくなる)原因は、おもに先天性、老化、摩擦、ホルモンバランスの影響などです。
美容医療の現場では、一般的な日本人女性の小陰唇の大きさは、長さ4〜5cm、幅1〜1.5cmとされており、隠れて見えないことが多いです。
しかし、以下の原因によって肥大することがあります。
また、加齢によって女性器の皮膚のハリが失われると、小陰唇がたるみ、肥大しているように見えることがあります。
小陰唇が肥大すると、さまざまなリスクにつながります。
不安を感じる方はクリニックに相談してください。
小陰唇肥大を放置すると、悪化やコンプレックスの原因となる可能性があります。
ここではそのリスクについて詳しく解説します。
小陰唇が肥大すると、痛みや黒ずみ(炎症性色素沈着)が生じやすくなります。
下着やナプキンとの摩擦が増え、皮膚に繰り返し刺激が加わるためです。
特に、自転車に乗るときや性行為の際には、小陰唇が擦れたり巻き込まれたりして強い刺激を受けやすいです。
また、慢性的な刺激により皮膚が炎症を起こし、防御反応としてメラニンが過剰に生成され、黒ずみが生じやすくもなります。
さらに、引っ張られるような刺激が続き、小陰唇の肥大が進むこともあります。
小陰唇が肥大すると排尿時にトラブルが起きることがあります。
小陰唇の内側には尿道口があり、肥大によって尿が当たって飛び散ったり、左右差によって尿の方向が曲がったりすることがあるのです。
その結果、排尿を負担に感じる方もいます。
不快感がある方はクリニックに相談することをおすすめします。
小陰唇が肥大すると、臭いやかゆみの原因になることもあります。
大陰唇(太ももの付け根と小陰唇の間)と小陰唇の間の溝が深くなるためです。
溝の部分は排尿後にふき取りにくく、汚れがたまりやすい傾向があります。
さらに洗浄しづらいため、放置すると菌が繁殖し、臭いやかゆみの原因になることもあります。
しかし、逆に洗いすぎた場合、必要な常在菌まで洗い流してしまい、皮膚も乾燥しやすくなります。
臭いやかゆみを防ぐためには、適切な方法での洗浄が大切です。
小陰唇が肥大すると、見た目やパートナーの目が気になることも多いです。
性行為の際に気になって消極的になったり、温泉などの公衆浴場で人の目が気になります。
また、はみ出しが気になり、好みの下着や水着を選べないこともあります。
特に年齢を重ねると、皮膚のハリが失われ、小陰唇がたるんで見た目の変化が目立ちやすいです。
こうした変化に戸惑い、不安を感じる方も少なくありません。
見た目が気になる状態が続くとコンプレックスにつながり、余計に相談しにくくなります。
無理に我慢せず、早めに専門医に相談してみてください。
小陰唇肥大は、小陰唇縮小術によって改善が期待できます。
小陰唇縮小術は、小陰唇の余分な皮膚を切除し、大きさや左右差を整えて見た目の悩みや不快感を軽減する手術です。
スワンクリニック銀座では「抜糸なし小陰唇縮小術」を提供しています。
「自然な仕上がりで傷跡が目立ちにくい」
先端をV型にカットし、中縫い技法で丁寧に縫合することで、端が自然に薄く仕上がります。
糸が食い込まず跡も残りません。
「副作用が軽く、日常生活への影響が少ない」
皮膚の内側でしっかりと縫合するため、出血が少なく、回復も早めです。
安静期間は1〜3日程度で、入浴や性行為も約1週間で再開できるため、仕事や子育てで忙しい方でも受けやすいです。
「豊富な症例数による確かな技術力で安心」
8,200件以上の症例数があり、小陰唇縮小術に関する豊富な経験があります。
さまざまな状態やご要望に対応してきた実績から、より丁寧で的確な手術が可能です。
一般的な抜糸ありの手術では先端を平らにカットして縫合するため、厚みが出やすく、糸の跡が残ることがあります。
また、副作用もやや強く、回復までの期間も長いです。
「抜糸なし」
「抜糸あり」
スワンクリニック銀座(抜糸なし) | 一般のクリニック(抜糸あり) | |
安静にする | 1~3日 | 2~3日 |
出血 | 約5日 | 2週間~1カ月 |
腫れ | 約5日 | 約1カ月 |
痛み止めの服用 | 約3日 | 約1週間 |
入浴・性行為が可能になるまでの期間 | 約1週間 | 約1カ月 |
※個人差によって異なります。
当院の小陰唇縮小術は、形成外科や産婦人科などの女性器の専門医が担当しており、高い満足度を誇ります。
はじめての方でも安心して手術を受けられます。
スワンクリニック銀座の小陰唇縮小術はこちらでご覧ください。
小陰唇の大きさや違和感に悩んでいても、「こんなこと相談していいのかな」「手術は怖いかも」と感じる方は少なくありません。
スワンクリニック銀座でも、多くの方が同じような悩みを抱えて来院されています。
小陰唇の変化は、加齢や妊娠・出産、ホルモンバランスの影響などにより、誰にでも起こる可能性があります。
痛みやかゆみなどで日常生活に支障が出たり、見た目の変化に不安を感じるようになった場合は、受診を検討してみてください。
カウンセリングだけでも可能です。
ひとりで抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
医師
筋師 優佳
2011年 | 横浜市立市民総合医療センター研修医1年次 |
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2012年 | 横浜市立大学付属病院 研修医2年次 |
2013年 | 横浜市立大学 形成外科学教室 入局 |
2013年 | 横浜市立市民総合医療センター |
2014年 | 藤沢湘南台病院 |
2015年 | 横浜栄共済病院 |
2016年 | 神奈川県立こども医療センター |
2017年 | 横浜労災病院 入職(2018年より形成外科 医長) |
2020年 | 某美容外科 非常勤医師として勤務 |
2022年 | 某美容外科クリニック 福島院院長を務める |
2024年 | 某美容外科クリニック 横浜院院長を務める |