2025.05.15:コラム
近年、小陰唇の形や左右差、黒ずみなどのデリケートゾーンの悩みを抱える10代女性が増えています。
こうした悩みは相談しづらく、一人で抱え込んでしまうことが多いですが、婦人科形成で改善できる場合があります。
この記事では、スワンクリニック銀座で実際の症例写真とともに、人気の施術法をわかりやすく解説します。
スワンクリニック銀座では、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、安心・安全な婦人科形成の治療を提供しています。
婦人科形成にご興味のある方は、どうぞお気軽にスワンクリニック銀座までご相談ください。
婦人科形成は、10代の方でも受けられる治療です。
ただし、未成年の方が手術を希望する場合は、保護者の同意と同伴が必要です。
カウンセリング時には、安全性や適応を確認するためにも、保護者と一緒に来院してください。
また、10代前半は成長途中のため、手術は慎重に検討され、多くの場合は、成長が安定してから治療を考えることになります。
年齢や体の発育に応じて、最適なタイミングで治療を受けることが大切です。
ひとりで悩まず、保護者と一緒に、専門の医師へ相談しましょう。
近年、デリケートゾーンに関する悩みを抱える10代の女性は増加傾向にあります。
ある調査では、10代女性の約60%がデリケートゾーンに何らかの悩みを感じているという結果も出ています。
ここでは、代表的なデリケートゾーンのお悩みを4つご紹介します。
ご自身の状態と照らし合わせて、気になる症状があるかチェックしてみてください。
小陰唇の形が左右で大きく違う、または全体的に大きくはみ出しているといった悩みを抱える方は少なくありません。
デリケートな部分のため、人と比べることができず、一人で不安を抱えている方も多いです。
見た目が気になってコンプレックスを感じたり、自信を持てなくなってしまうこともあります。
デリケートゾーンの色がくすんで見える、あるいは黒ずみが気になるという声もよく聞かれます。
この原因のひとつが、下着やナプキンによる摩擦や蒸れによる色素沈着です。
決して不衛生というわけではなく、体質や生活習慣の影響で色の変化が起こることは珍しくありません。
デリケートゾーンのにおいが気になるというお悩みを持つ方も多いです。
とくに小陰唇が大きく複雑な形をしていると、洗いにくさや通気性の悪さが原因で垢や皮脂が溜まりやすくなり、においの原因になることがあります。
小陰唇の肥大により、座ったときに巻き込んでしまったり、下着とこすれて痛みが出るというケースもあります。
このような症状が続くと、日常生活やスポーツ、通学などにストレスを感じる原因となることも少なくありません。
婦人科形成には、デリケートゾーンに関するさまざまな悩みを解決するための施術がいくつかあります。
ここでは、スワンクリニック銀座の実際の症例写真とともに、代表的な施術法をわかりやすく解説します。
小陰唇は女性器の内側にあるヒダ状の部分で、大きさや左右差、黒ずみ、擦れによる痛みなどの悩みが生じやすい部位です。
小陰唇縮小術では、余分な部分を切除・縫合し、色や形を整えることで、見た目の改善と不快感の軽減が期待できます。
こちらの患者様は、手術前に小陰唇の形に左右差や黒ずみがあり、当院で小陰唇縮小術を行いました。
この手術によって、左右のバランスが整い、黒ずみ部分も完全に切除されました。
その結果、見た目が改善されるとともに、日常生活での不快感も大きく軽減されました。
大陰唇は、女性器の外側にあるふっくらとした部分です。
この部分は、下着やナプキンとの摩擦によって、黒ずみやたるみが生じることがあります。
大陰唇縮小術は、このような気になる部分を切除し、形を整える手術です。
手術によって、黒ずみやたるみを改善し、より整った見た目を作ることができます。
こちらは、小陰唇縮小術と大陰唇縮小術を同時に行った症例です。
患者様は、小陰唇の大きさと大陰唇のたるみが気になり、当院を受診されました。
手術では、小陰唇と大陰唇の余分な部分を切除し、形を整えることにより、見た目がすっきりとし、清潔も保ちやすくなりました。
副皮は、小陰唇と大陰唇のあいだにあるヒダ状の皮膚で、個人差が大きい部位です。
形状によっては垢が溜まりやすく、においの原因になることもあります。
こうした悩みを改善するために行われるのが副皮切除です。
余分な皮膚を取り除くことで、見た目がすっきりし、清潔を保ちやすくなります。
なお、副皮切除は単独で行うことは少なく、小陰唇縮小術などと組み合わせて施術するのが一般的です。
複数の施術を併用することで、より自然で整った仕上がりが期待できます。
こちらは、小陰唇縮小術と副皮切除を同時に行った症例です。
小陰唇と副皮のヒダが重なることで、洗いにくさやにおいの原因になることがあります。
この手術では、小陰唇と副皮の余分な部分を丁寧に切除し、形をすっきりと整えました。
その結果、見た目が自然になり、清潔も保ちやすくなりました。
陰核(クリトリス)は女性器の上部にある小さな突起で、性感に関わる重要な部位です。
通常、包皮に覆われていますが、手で剥いても陰核が露出しない場合、これを「陰核包茎」といいます。
陰核包茎が続くと、不感症や性交時の痛み、汚れの溜まりやすさ、においや炎症などが起こることがあります。
これを改善するための施術が「陰核包茎術」です。
余分な包皮を切除することで、見た目の改善と清潔を保ちやすくなり、性感の改善も期待できます。
こちらは、小陰唇縮小術と陰核(クリトリス)包茎術を同時に行った症例です。
患者様は、小陰唇の大きさや左右差、そして陰核包茎による擦れやかぶれ、痛みがお悩みでした。
手術では、小陰唇の余分な部分を切除し、左右のバランスを整えました。
あわせて、陰核を覆っていた包皮も丁寧に整え、適度に露出するように調整しています。
その結果、見た目が自然になり、日常生活での不快感も改善されました。
10代の方でも、小陰唇の形や黒ずみ、においなど、デリケートゾーンに悩む方は多くいらっしゃいます。
こうしたお悩みは、婦人科形成手術で改善できる可能性があります。
未成年の方が手術を希望する場合は、保護者の同意と同伴が必要ですが、10代でも治療は可能です。
スワンクリニック銀座では、経験豊富な女性医師が、お悩みに寄り添いながら丁寧に対応いたします。
成長段階や症状に応じて、無理のない方法をご提案いたしますので、まずは一人で悩まず、カウンセリングにお越しください。
医師
中島 悠希
2015年 | 日本医科大学 卒業 |
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2017年 | 慶應義塾大学形成外科 入局 以後、関連病院形成外科勤務 |
2024年 | スワンクリニック銀座 入職 |
日本形成外科学会形成外科専門医 |
日本形成外科学会 |